Professors 教員紹介

- 研究分野
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運動生理・生化学
- 研究のキーワード
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- 研究テーマ
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私は、健康や競技力の向上のための運動・栄養方法の開発に関する研究を行っています。運動や栄養(食事・サプリメント)によって、体内でさまざまな応答が生じることで効果が得られます。しかし、その効果には個人差があるため、個人に最適な運動・栄養方法を考えるためには、遺伝による体質と運動や栄養による影響の両面からのアプローチが必要です。そこで、私は遺伝から組織、生体までを対象として生体内で生じているメカニズムを明らかにすることで、高齢者や生活習慣病患者、アスリートに対して、より効果的な運動・栄養方法を提案する研究を行っています。
- 研究の面白さや魅力
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運動や栄養による効果は、生体内の各臓器の中だけでなく、臓器間のネットワークによって生じていることが明らかになっています。私は、これまで、骨格筋、脂肪、動脈血管、心臓から分泌される生理活性物質を新たに探索・同定してきました。科学的根拠に基づく運動・栄養方法の開発だけでなく、運動・栄養効果を予測するというチャレンジングな一面が、研究の魅力です。
- 研究の展望
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運動や栄養による健康の維持・増進に貢献することやアスリートがベストなコンディションで活躍することに貢献することです。そのために、基礎研究から応用研究まで行い、社会に実装できるエビデンスを構築したいと思います。
- 研究・教育のモットー
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研究のモットーは、「なぜ?」、「どうして?」という疑問を追求、解明することで、人が豊かに生活するために、自分自身の研究がどのように役立つのかを考えながら研究すること、です。 教育のモットーは、一緒に考え、研究し、共感すること、です。
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研究科希望者へ
メッセージ -
疑問を紐解き、科学的根拠に基づく健康・競技力向上のための運動・栄養方法を開拓する研究に興味のある方、一緒に考え、研究し、人に役立つための新たな発見・開発をしてみませんか?是非一緒にやりましょう!