立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究所 特設サイト

Professors 教員紹介

スポーツによるまちづくりとソーシャル・イノベーション、組織の「支援」に関する研究

NAGAZUMI Jin

研究分野

スポーツマネジメント

研究のキーワード
研究分野
研究テーマ

「スポーツの魅力」や「スポーツの持つ力」という言葉がよく用いられますが、実際にスポーツにはどのような「力」があるのかということをまちづくりと結び付けて研究しています。スポーツがまちづくりになぜ、どのようにつながっているのか、スポーツの振興によってまちの新たな価値やシステムがどのように創出されるのかということを考えます。
また、組織や組織内の成員に対する「支援」が、事業化や組織の成果にネガティブな影響をもたらすことがあり、組織の自律性に支援がどのように関係するのかについても研究しています。

研究の面白さや魅力

マネジメント研究は、現場が抱える問題に目を向け、答えのないことに問いを立て、現象や事象を捉えるために言語化や問題の構造化を図ります。一見、難解だと思われがちですが、マネジメント研究の魅力は、現場に足を運び、ひとと向き合い、パズルのピースを一つひとつ埋めていくような地道な行為の中にあります。

研究の展望

人とスポーツと社会の関係性をデザインすることは、人の心と暮らしを豊かにするだけでなく、社会問題の解決や社会に新しい価値やスタイルを生み出すことにもつながります。スポーツだけでなく、組織や社会のバージョンアップに資するインプリケーションを提示することが、マネジメント研究の使命だと思っています。

研究・教育のモットー

制限をつくらず、新しいことにチャレンジする。
そして、「ハッとする」ような体験をし、知覚と感性を高めて、インテリジェンスを磨く。

研究科希望者へ
メッセージ

既存の枠組みや固定観念にとらわれることなく、いまここにない未来を生み出して下さい。
「Futurize. きみの意志が、みらい。」