立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究所 特設サイト

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Professors 教員紹介

山平 芳美

山平 芳美 准教授

諸外国における体育・スポーツ
開発と平和のためのスポーツに関する研究

YAMAHIRA Yoshimi

研究分野

スポーツ国際開発学、スポーツ教育学

研究のキーワード
研究分野
研究テーマ

開発途上国におけるよい体育授業を目指し、その国・地域の学校文化や環境に合わせてどのように体育授業を実施すればよいのか、体育授業を行う開発途上国の教師をどのように養成したらよいのか、探求しています。また、教師教育として教師の力量形成や授業改善に資する体育の授業研究(Lesson Study)についても、諸外国で実施されているレッスンスタディを軸に研究しています。さらに、貧困、紛争、教育、健康、開発といった社会課題を解決する手段としての体育・スポーツの役割に着目した「スポーツと開発」に関する研究も行っています。

研究テーマ1
研究テーマ
研究の面白さや魅力

開発途上国におけるよい体育授業を目指し、現地の教師と共に様々な状況を想定しながら、また課題解決しながら授業内容の検討を重ねていきます。体育授業の後に、「楽しかった!」「もう1回チャレンジしたい!」「次の体育の授業はいつ?」といった現地の児童・生徒の声、「子どもたちが楽しそうでよかった!」という教師の様子を直接見たり聞いたりことができる、そうした楽しさや喜びを現地の児童・生徒や教師と共に感じることができる、さらには体育・スポーツで社会課題が解決されていく過程をみることができる、これが最大の魅力です。

研究の展望

貧困、紛争、教育、健康、開発といった社会課題を解決する手段としての体育・スポーツの役割が認識されてきたものの、さらなる研究の蓄積が求められています。引き続き、諸外国におけるスポーツおよび体育科教育に関する研究や実践を通して、当該分野をさらに盛り上げ、社会に貢献したいと考えています。

研究・教育のモットー

研究・教育では、情熱を持って楽しみながら、何事も真摯に取り組みたいと考えています。研究者としても教師教育者としても、研究の視点と現場の視点を大切にしながら、みなさんと共に学び成長していくことができればと考えています。

研究科希望者へ
メッセージ

諸外国の体育授業について深く知りたい方、貧困、紛争、ジェンダーといった社会課題を体育・スポーツを通じて解決することに興味がある方、スポーツ健康科学研究科で共に学び研究と実践に取り組み、一緒に体育・スポーツで世界を豊かにしていきましょう!