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日本食の世界発信に向けて共に歩む - 久原みらい研究所が本研究科院生の取組みに関心
9月5日(木)、株式会社久原本家グループの久原みらい研究所所長が、びわこ・くさつキャンパスを来訪されました。
この機会は、久原本家が掲げる「日本食を世界に広める」という志に基づき、
博士課程前期課程2年の佐藤たきさんが進めている日本食の中東地域への普及活動に関心を寄せたことがきっかけです。
懇談の中で、佐藤さんは、中東諸国で特に世界都市として発展を遂げているUAEのドバイやカタールのドーハにおける日本食の市場ニーズや、サウジアラビアの人々の味覚評価に関する情報を共有しました。
また、日本食の国際ビジネスにおいて、これらの地域における深層ニーズを測るためには、官能評価の概念が今後ますます重要になることを説明しました。
懇談後には、匂いや食品、香粧品の官能評価を専門とする國枝先生がキャンパス内の認知科学関連の教室を案内し、学生たちが学ぶ食のテクノロジー関連領域の概況についても説明が行われ、久原みらい研究所の所長は、その説明に熱心に耳を傾けていました。