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研究内容・教員紹介

生物系薬学

臓器再生ナノメディシン研究室

疾患特異的ヒトオルガノイドの開発と再生ナノメディシン創薬基盤の確立

ヒト中枢神経系は再生能力が限られており、一度失われた神経組織を機能的に修復することができません。そのため、中枢神経の再生原理を理解し、治療法を創出することは、現代の生命科学・再生医療における重要な課題となっています。本研究室では、発生生物学、再生医学、マテリアルサイエンス、創薬科学を融合した分野横断的な研究を通じて、「ヒトの臓器が本来備えている再生能力をどのように引き出し、治療へとつなげられるのか」という問いに挑み、再生医療・創薬につながる学術基盤の創出を目指しています。その実現に向けて、以下の3つの研究に取り組んでいます。 1.臓器を創るアプローチ 中枢神経系の発生に不可欠な「細胞・分子・臓器生育環境」の相互作用を明らかにするため、ヒトiPS細胞由来オルガノイド(ヒト臓器を部分的に再現する技術)を用いて、中枢神経系の形成原理を解明します。 2.疾患をモデル化するアプローチ 動物モデルとヒトオルガノイドを組み合わせた病態モデルを構築し、脊髄損傷をはじめとする中枢神経疾患の病態を制御する分子メカニズムを解明します。 3.ナノマテリアルによる再生創薬 ナノスケールで設計したバイオマテリアルと創薬スクリーニング技術を融合し、神経組織の再生・修復を促進する治療戦略を開発します。さらに、ヒトオルガノイドを活用した移植治療の評価系を構築し、基礎研究から臨床応用への橋渡しを目指します。

Therapeutic development for central nervous system injuries and diseases, in collaboration with the Center for Regenerative Nanomedicine at Northwestern University, led by Prof. Samuel I. Stupp. Artwork by Mark Seniw (scientific illustrator).
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