教員紹介
ISHIHARA Kazuhiko
環境開発クラスター
石原 一彦 特別任用教授
- 専門分野
- 都市計画、まちづくり
プロフィール
1958年生まれ、愛知県岡崎市で育ち。大学で建築を勉強する中で、空間と人や社会との密接な関わりに興味を持った。その後は主に「居住」に関わることをテーマとしてきた。1990年京都大学大学院建築学専攻博士後期課程を単位取得退学、㈱市浦都市開発建築コンサルタンツ(現㈱市浦ハウジング&プランニング)に勤務し、住宅マスタープラン、密集市街地住環境整備計画などの業務に従事した。一級建築士及び技術士(都市及び地方計画)。2004年立命館大学政策科学部に教授として着任。2023年度末に定年退職し、現在は特別任用教授であり、2028年度まで本研究科に在籍予定である。趣味は多様だが、最近では自宅(コーポラティブハウス)の周りの水と緑と光の空間整備を楽しんでいる。
研究・教育
関心領域は、住宅政策から居住地計画まで「居住」に関わること全般およびまちづくりに関わること。最近の研究テーマは、持続可能な都市環境形成の観点から、世帯数減少社会での都市の縮退傾向の中で、衰退する郊外住宅地、都心回帰現象などをふまえた都市構造のあり方や空家問題の基本構造などを考えている。各地のまちづくり活動に参画しており、最近では京都の先斗町まちづくり協議会、立誠まちづくり協議会などに参画している。2021年度には、客員教授としてタイのチェンマイ大学に在籍した。タイの住宅政策やスラム環境改善事業等の研究も行っている。
研究指導は都市計画・まちづくりなどに関わる多様な幅広い研究テーマを受け入れる。これまで指導してきた修士論文・博士論文のうち、主なものを簡単に例示する。京都市を対象とした「LRT導入」「先斗町の町並み」「堀川の水辺再生」「新景観政策と不動産価値変動」「町家再生」「中国人観光客の行動意識分析」、草津市を対象とした「まちなか居住促進」「小公園管理」、日本の「重伝建地区の無電柱化」「外国人観光客に対する防災情報の提供」「地域社会における福祉活動」「留学生のキャリア形成支援」「外国人居住の実態」、中国を対象とした「桂林における観光情報発信」「低炭素都市の視点から見た長春市の都市構造」「社区と日本の自治組織の比較」「環境共生住宅の日中比較」「貴陽市のバリアフリー化」「城中村の歴史建造物」「コミュニティケアのあり方」「地域ブランドによる観光まちづくり」、インドネシアの「マゲラン市の路上店舗移転事業評価」「村落分散化政策」、ドイツの「フライブルグと日本の環境共生住宅比較」などである。
研究指導は都市計画・まちづくりなどに関わる多様な幅広い研究テーマを受け入れる。これまで指導してきた修士論文・博士論文のうち、主なものを簡単に例示する。京都市を対象とした「LRT導入」「先斗町の町並み」「堀川の水辺再生」「新景観政策と不動産価値変動」「町家再生」「中国人観光客の行動意識分析」、草津市を対象とした「まちなか居住促進」「小公園管理」、日本の「重伝建地区の無電柱化」「外国人観光客に対する防災情報の提供」「地域社会における福祉活動」「留学生のキャリア形成支援」「外国人居住の実態」、中国を対象とした「桂林における観光情報発信」「低炭素都市の視点から見た長春市の都市構造」「社区と日本の自治組織の比較」「環境共生住宅の日中比較」「貴陽市のバリアフリー化」「城中村の歴史建造物」「コミュニティケアのあり方」「地域ブランドによる観光まちづくり」、インドネシアの「マゲラン市の路上店舗移転事業評価」「村落分散化政策」、ドイツの「フライブルグと日本の環境共生住宅比較」などである。
受験生へのメッセージ
都市計画やまちづくりは空間学と社会科学を融合させた領域だと考える。その面白さを感じるようになってほしい。都市計画やまちづくりの勉強はまちを見ることから始まる。まちを歩くのが好きな人、まちを見るのが好きな人、そして熱きまちづくりマインド(のかけらでも)をもっている人、を歓迎する。バーチャルでは得られないリアルの楽しさを追求する研究を展開したい。そのため、フィールド、フィールドワークを重視し、現場の観察、調査や関係者へのインタビュー調査などを重視する。
キーワード
都市計画、まちづくり、都市景観、居住、アスベスト、タイのスラム改善