政策科学研究科修士2年生のSupradianto Nugrohoさんの論文が国際学術誌Sustainabilityに掲載されました。
Sustainability (ISSN 2071-1050)は、国際的な査読付きジャーナルでインパクトファクター(2.592)がついたMDPIの雑誌です。現役の修士課程の院生の論文が掲載されることは、稀なことです。
論文は、Interpreting Daly’s Sustainability Criteria for Assessing the Sustainability of Marine Protected Areas: A System Dynamics Approachというタイトルで、デイリー(Herman Daly)の定性的な持続可能性基準をシステムダイナミクスモデルを用いて定量的に解釈し、海洋保護区の持続可能性を評価するとともに、望ましい管理施策について明らかにしました。
Nugrohoさんは、インドネシア・リンケージプログラムの奨学生で立命館大学政策科学研究科とインドネシアのガジャマダ大学都市・地域計画コースのデュアルディグリープログラムに基づき研究をされています。指導教員の上原先生も共著者となっていますが、研究成果は、日本に来てからの1年間で本人が飛躍的に発展させたものとなっています。