学校法人立命館 学校法人立命館 国際協力・貢献

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マレーシア日本国際工科院(MJIIT)
Malaysia Japan International Institute of Technology (MJIIT)

受入研修における座談会の様子

プロジェクト背景

日本型工学教育の国際拠点となることを目指し、2001年にマレーシア政府から日本政府への国際工科大学設置の提案を受け、日本・マレーシア首脳会談で構想の推進で一致しました。2006年5月より2009年10月まで、MJIUT(Malaysia Japan International University of Technology:マレーシア日本国際工科大学)の開設準備を行ってきました。

その後、マレーシアの政権交代を経て、マレーシア側がUTM(マレーシア工科大学)内に独立した学術機関(インスティテュート)を開設することを決定し、同時に名称をMJIUTからMJIIT(Malaysia Japan International Institute of Technology:マレーシア日本国際工科院)に変更しました。

MJIITは2011年9月に開講し、2012年6月には開校式が開催されました。

MJIIT校舎の様子

プロジェクト概要

MJIITには、学部3学科、大学院6専攻が設置されています(2019年4月現在)。立命館大学は日本の大学等により構成される大学支援コンソーシアムに参画しており、2010年10月から2012年12月までの約2年間に亘り技術経営学小委員会の幹事校を務めました。

引き続き、技術経営学小委員会の副幹事校として協力を行っていきます。

産業博物館に展示した立命館の産学連携パネル

立命館大学による支援

立命館大学では、MJIITから職員を受け入れて研修を行い、日本の高等教育や立命館大学の教育・研究・学生支援といった大学運営について学ぶ機会を提供するなどの交流を行ってきました。

また、MJIIT の課題である日本語教育の質の向上・体制の充実や、本学の文学部と言語教育情報研究科の学生の日本語教育実習の機会とすることを目的に、MJIITを派遣先とした青年海外協力隊(日本語教師)の派遣候補者推薦に関する覚書をJICAと締結しました。

マレーシアの大学職員が立命館大学から学ぶ、
日本式大学運営業務

立命館大学文学部と言語教育情報研究科が独立行政法人国際協力機構(JICA)と青年海外協力隊(日本語教師)に関わる覚書を締結

受入研修における報告会の様子