2008年度国際関係学部校友会 レセプション・パーティーのご報告

2008年度国際関係学部校友会 レセプション・パーティーのご報告

今年は学部創立20周年ということで、昨年に引き続き、盛りだくさんの企画で準備を進めました。特に、卒業生の皆さんにとっては母校に帰ってきていただく貴重な機会となることから、

  1. ①初期の卒業生にとっては思い出深い、西園寺記念館の見学会実施
  2. ②恒心館に基本棟が移転した時からスタートした「オープンゼミナール」をご覧いただき、現役学生の活躍をライブで見ていただく
  3. ③進路支援の一環としての意味合いも込めつつ、在学生を巻き込んだパーティの実施

を柱に据えて企画をいたしました。

<特別オプション企画 〜西園寺記念館見学会〜>

国際関係学部の基本棟が西園寺記念館から恒心館に移転したのが2000年でした。それ以降、法科大学院の施設として一時期使用されていたことがありましたが、今は使われていない西園寺記念館。水道が止まっているなど、ご不便をおかけする状況ではありましたが、約30名の参加を得て見学会を実施しました。「大変懐かしく、学生時代を思い出した」という感想をたくさんいただきました。

<第一部 現役国関生の活躍を見よう!「オープンゼミナールご紹介」>

ゲストとして多数の企業人事をお迎えして実施する「オープンゼミナール」も、今年の開催で9回目を迎える国関の伝統行事となりました。今日のゲストはIR卒業生ということで、プレゼンテーションを披露してくれた昨年度優勝チーム(大島ゼミ)、準優勝チーム(長須ゼミ)、そして学生運営スタッフの面々には緊張が見られましたが、見事に堂々とプレゼンテーション&運営してくれました。パワーポイントを駆使した力のこもったプレゼンに、卒業生からも「大変良かった」との声を多数いただきました。4回生時にオープンゼミナール学生運営委員会の委員長を務められていた幹事の前田昭吾さんが、司会として再び企画を仕切ってくださいました。

<第二部 国際関係学部校友会2008年度総会>

中山博文幹事の司会のもと、大変スムーズに議事が進行いたしました。まず、林会長から、西園寺記念館見学会にご参加された感想や今後の取り組みについてご挨拶をいただきました。引き続き、中野大典事務局長より2007年度の事業報告をいただき、

  1. ①国際関係学部創立20年記念という節目でもあることから、役員以外の「世話人」ネットワークの形成に力点を置いて、2007年11月24日に東京にて総会およびパーティを盛大に実施したこと
  2. ②ゼミ同窓会補助制度をスタートしたこと
  3. ③在学生への進路・就職支援に力点を置いた学部校友会活動としていくと共に、会費を改訂してその原資にあてることとしたこと

についてご報告をいただきました。これに基づく会計状況について、中島麻恵会計より、2007年度の決算報告があり、中山幹事が監査委員の代理で会計監査報告をされました。

さらに、2008年度の事業計画として、中野大典事務局長より

  1. ①学部創立20周年、とりわけ京都での開催となる2008年度の総会&パーティ実施にあたり、2007年度に引き続いて関西を中心とした「世話人」ネットワーク化をはかり、本日の総会&パーティ開催に至ったこと
  2. ②在学生への進路・就職支援をすでに複数実施しており、本日のパーティにも在学生参加呼びかけを行っていること
  3. ③2009年度の総会&パーティ開催時期について、6〜7月頃に実施する方向で検討を早々に進めること

についてお話がありました。また、報告とお願いとして、国際関係学部校友会HP「IRネット」の活用促進と、住所変更等の大学への連絡についても改めて校友に告知されました。

以上の案件について、参加者全員一致で採択されました。

<第三部 レセプションパーティ>

会場を諒友館地下へと移し、中野陽子さん(世話人)の司会により、華やかにパーティがスタートしました。パーティには、オープンゼミナール企画に登場した学生たちや、卒業生と交流したいという学生たち約40名が加わりました。

まず、今年度ご退職される安藤次男先生より、「私と国際関係学部20周年」としてスピーチいただきました。先生は国関、そして卒業生に対する熱い思いを語ってくださいました。なお、同じく今年度をもってご退職される及川正博先生にも当初お話いただく予定でしたが、残念ながら他のご都合によりご欠席でした。

引き続き、パーティに出席されている先生方のご紹介ということで、お一人づつ、自己紹介とご専門や近況報告などをいただきました。15名の先生に参加いただきましたが、ご退職された先生では清水貞俊先生と西川長夫先生にも駆けつけていただきました。

その後、高橋伸彰学部長よりお話と共に乾杯のご発声をいただき、会場は一挙に賑やかになりました。総長ならびに校友会会長からの祝電が披露され、しばしの歓談の後に1期生の三井浩義さんより、学生時代の思い出を語っていただきました。そして、西園寺記念館と恒心館の両方を経験された世代ということで、 11期生の山本恵子さんからも思い出をお話いただきました。また、この秋に卒業されたばかりの18期生・岡宏樹さんからも、オープンゼミナールなど学生時代の思い出や、今後の抱負について語っていただきました。

そして、パーティ終盤。今年度ご退職の先生へ、思い出の一言を寄せていただきました。まず、安藤次男先生には、1期生の田中優成さんから一言を頂戴し、引き続き安藤ゼミ生の岡本香織さんより花束が贈呈されました。また、元国際関係学部事務室職員で、現在は経営学部事務室にいらっしゃる、西上治さんに対しても1期生の岡山克弘さんより飲み会代についてのエピソードも交えながら一言お話いただき、続いて同じく1期生の山本敦子さんより花束が贈呈されました。西上さんにもマイクをお回しし、お話をいただきましたが、国際関係学部事務室でお仕事されていた時期が大変思い出深いことなどが紹介されました。

パーティの締めくくりとして、大学を代表して奥田宏司先生よりご挨拶があり、「来年もぜひ東京に集まってください」との呼びかけがありました。引き続き中野大典事務局長からも、「将来はぜひ校友会の集まりを西園寺記念館で実施したい」ことや、在学生に向けた力強いメッセージを頂戴しました。最後に、恒例の全員集合記念写真を撮影し、パーティは盛会に終えることが出来ました。