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卒業生が語る、
グローバル・スタディーズ専攻の価値

Anna Madli PILL(ピル アンナ・マドリ)

Anna Madli PILL(ピル アンナ・マドリ)

エストニア大使館勤務

卒業:2018年9月

立命館大学国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻在学中、夏休みと冬休みにエストニア大使館でインターンシップに参加。2019年9月に卒業後、同大使館に就職。一時的にエストニアに帰国した後、2019年2月から秘書兼領事館助手として勤務。

世界中の仲間から多様な視点を学ぶ。
国際社会で求められる人材になるための
思考とスキルを学べた。

エストニア大使館で日本と母国の懸け橋に

大使館で働くことは、グローバル・スタディーズ専攻で学んだ知識を活かし、自分の関心のある領域を学び続けることのできる数少ない仕事のひとつです。もちろん、仕事で日本語や英語に加えて、エストニア語を使える貴重な仕事でもあります。
現在の仕事では、日本政府や地方自治体のほか、エストニアの外務省とよくコミュニケーションを取ります。私はエストニアから日本への高レベルの公式訪問も数多くサポートしてきました。また、日本に住むエストニア人やエストニアに移住したい日本人にアドバイスしたり、ビザ関連の手続きやその他の管理業務を行ったりしています。グローバル・スタディーズ専攻では、日本で働くための優れたスキルセットを学ぶことができました。そこでは、日本語や日本人の考え方を学べただけではなく、私の仕事にとって重要な、母国と日本の関係をよく理解することもできました。

多様性のある環境で得た大切なこと

グローバル・スタディーズ専攻での4年間では、クリティカルシンキング(批判的思考)、調査・分析のスキルを習得したほか、さまざまな状況に適応できる能力を身につけることができました。また、当時スケジュール的にはかなり大変でしたが、素晴らしいレベルの日本語クラスが提供されていることもありがたいことでした。
そして何よりも重要なのは、世界中の人に出会えたこと。中には「生涯の友」と言える人にもめぐり逢いました。異国の地で共通の課題に直面したことは、私たちの絆を強めたと思います。卒業後に友人の母国を訪ねて会いに行ったこともあります。こういう仲間との出会いにより、私はさまざまな問題に対して多様な視点があること、そしてそれを受け入れることを直接学ぶ機会を得ました。それは、人生は「白と黒」でないことをわからせてくれました。

日本とヨーロッパ、双方の視点を持つ人材はますます重要に

現在、ますます多くのヨーロッパ企業が日本市場に目を向けています。同様に、多くの日本企業がヨーロッパの有望なスタートアップ企業に投資しようとしています。これは互いに学び合う絶好の機会だと思います。それを機能させる鍵となるのは、語学力とビジネス力の両方を身につけ、双方の視点を理解できる人材です。こうした人たちが活躍することで、迅速で効率的な協力関係が築けるのです。
私は現在、キャリアをさらに高めるため、MBAプログラムに応募する準備をしています。自分のコンフォートゾーンから外れるかもしれませんが、新しい課題に立ち向かう準備ができていると感じています。

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