「基礎演習」のクラスは4年間を共に過ごす仲間づくりの場でもあります。担当教員だけでなく、オリターと呼ばれる先輩学生や大学院生のチューターが生活・学修の両面をサポートします。
12月に開催されるゼミナール大会では、クラス内の予選を勝ち抜いた代表チームが研究成果を発表し、優勝を競い合います。このように「基礎演習」と基礎科目の履修により、1回生は国際関係学「理論」の基礎を磨きます。
1回生の英語能力は、クラス分けされた「英語/Academic English」の授業を通じて飛躍的に向上し、留学に必要なレベルまで高められます。第2外国語も含め、語学は国際関係学部で学ぶための重要な基盤です。「本当に大変だったけれど、力がついた!」経験が、4年間の学びを支えます。
2回生からは、3つのプログラム(国際秩序平和プログラム/Governance and Peace Program、国際協力開発プログラム/Development and Sustainability Program、国際文化理解プログラム/Culture and Society Program)から所属を選択し、より専門的な学びを進めます。
2回生の一大イベントは、「グローバル・シミュレーション・ゲーミング(GSG)」です。環境問題や核開発問題など年毎に統一テーマを決めて、学生グループが政府や国際機関、NGO、メディアになりきって国際交渉をバーチャルで進行させます。
少人数制の「専門演習(ゼミ)」で卒業研究を開始。個別に学ぶとともに、ゼミの仲間とグループ研究に取り組み、ゼミ対抗プレゼンテーション大会「オープンゼミナール」でその成果を競い合います。予選を勝ち抜いたグループは、企業の人事担当者等の前で報告を行います。
ビジネスや国際公務、メディアの「プロフェッショナル・ワークショップ」では、進みたい分野の最前線で活躍する講師からどのような力をつけるべきか、直に学びます。
夏休みや春休みには企業や国際協力機関、新聞社等でインターンシップに取り組む学生もいます。社会の現場で学んだことを実践し、その経験をキャリア選択に活かします。
卒業論文の執筆を通じて、国際関係学部で学んだ成果を形にすることは将来のキャリア形成にとっても重要です。4回生は担当教員やゼミの仲間と意見を交わしながら、自分の学びの集大成として卒業論文を仕上げます。4年間の学びは社会人として成長していくための基盤になるのです。
キャリア選択(就職活動)と学修の両立のため、立命館大学キャリアオフィスの専門スタッフが一人ひとりの学生を丁寧に支援します。就職活動中は東京や大阪のキャンパスでも支援が受けられます。オンキャンパスでの就職セミナーや企画も多数開催しています。