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W.S.ビゲロー本『酒呑童子絵巻』と頼光四天王を巡る京都の伝説

展覧会:W.S.ビゲロー本『酒呑童子絵巻』と頼光四天王を巡る京都の伝説
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アート・リサーチセンター 多目的ルーム
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6/1(日)〜6/6(金)、6/9(月)〜6/13(金)開催
概要
立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)が所蔵する「酒呑童子絵巻」は、1650年前後に京都で作られたと推定されるもので、源頼光とその家臣らが活躍する「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の物語が描かれています。「酒呑童子」は能や歌舞伎の演目としても人気があることで知られています。
この絵巻は、現存する酒呑童子絵巻の中でも豪華な作品の一つで、明治時代に来日した著名な日本美術コレクター ウィリアム・S・ビゲローによってアメリカへ持ち出され、ヨーロッパを経て130年ぶりに京都に戻るという数奇な運命をたどりました。このたび、岡墨光堂の高度な修復技術によって美しい姿を取り戻した「酒呑童子絵巻」の原本を展示します。併せてARCが所蔵する浮世絵などの「酒呑童子」を題材とした作品をご紹介します。
対談企画「浮世絵の国際性」
- 開催場所
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衣笠キャンパス 創思館 カンファレンスルーム
- 開催期間
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12:30〜13:30
- 予約
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事前申込優先
座席に限りがございますので、WEBにて事前申込受付を行います(定員数に空きがある場合、当日受付も実施予定です)
申込みフォームはこちら- ※本申込フォームは、学びのプラットフォームMIRAI(立命館アカデミックセンター)の申込システムを使用しております。申込完了後のメールは「立命館アカデミックセンター」から送信されますので、予めご承知おきください。
概要
「浮世絵」をテーマに、あべのハルカス美術館館長 浅野秀剛さんと、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)センター長 赤間亮教授が対談します。
登壇者
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浅野 秀剛
あべのハルカス美術館 館長、大和文華館 館長
1950年秋田県生まれ。立命館大学理工学部卒。学生時代から浮世絵を勉強し、『原色浮世絵大百科事典』の校訂、執筆の仕事の後、千葉市で美術館開設準備を担当。千葉市美術館学芸員、学芸課長を経て、現在、大和文華館館長、あべのハルカス美術館館長。専門は浮世絵、近世絵入版本。著書に『浮世絵細見』(講談社選書メチエ、2017年)など。
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赤間 亮
立命館大学アート・リサーチセンター センター長/立命館大学文学部 教授
1983年都留文科大学卒業、1985年早稲田大学文学研究科修士課程修了、1991年早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手を経て、1991年より立命館大学文学部専任講師。1998年立命館大学アート・リサーチセンターの設立を主導し、デジタルアーカイブ技術と日本芸術文化研究を融合したデジタル・ヒューマニティーズ型研究を確立、推進してきた。2002年からは、海外に散逸した日本の美術品・文化財のデジタルアーカイブプロジェクトを開始し、その手法は、ARCデジタルアーカイブモデルとして海外でも知られている。