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第69回立命館大学日本文学会大会を開催しました。
日本語情報学専攻は、日本文学専攻とともに立命館大学日本文学会を組織し、学術雑誌『論究日本文學』の発行、大会(研究会)の開催等、研究活動に取り組んでいます。
6月8日(日)には、第69回立命館大学日本文学会大会を開催しました。大会では、5名の大学院生の発表のほか、本年4月に日本文学専攻に着任した松葉涼子教授の講演を行いました。
日本語学分野からは、髙田篤志さん、Hagar Abdelfattahさんの2名が、日頃の研究成果を発表しました。
当日のプログラムは、以下のとおりです。
◇研究発表(13:00~15:35)
1. 宮坂飛向(博士前期課程)「北畠親房『古今和歌集註』に見る親房の注釈態度」
2. 唐木野乃花(博士前期課程)「坂口安吾「紫大納言」論 ─近世文学受容に着目して―」
3. 田中凜太朗(博士前期課程)「幾原邦彦『輪るピングドラム』における「運命」の視覚的表象」
4. 髙田篤志(博士前期課程)「イツ形指示代名詞の語形と意味用法―近世から現代のコイツ・コヤツに注目して―」
5. Hagar Abdelfattah(博士後期課程)「アラビア語の条件文における動詞形式とその意味解釈 日本語との対照研究に向けて」
◇講演(15:45~16:45 )
松葉涼子(文学部教授)「北斎作『絵本彩色通』と『彩色通蒐覧』 ―絵手本刊行の諸問題―」