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[新刊紹介]『立命館文学』花﨑育代教授退職記念論集
『立命館文学』(第698号、立命館大学人文学会、2026年3月)花﨑育代教授退職記念論集が刊行されました。
目次
遠藤英樹 「序」
「花﨑育代教授略歴・主要著作・論文目録」
金子明雄 「出来事とフィクションをつなぐ──歴史小説をめぐる雑考──」
禧美智章 「泉鏡花「外科室」試論──「読者」の欲望という観点から」
松下浩幸 「石川啄木における〈望郷〉と〈都市〉の表象──短歌と『ローマ字日記』を中心に──」
石原千秋 「知識人の肖像──夏目漱石『行人』試論」
紅野謙介 「物語が世界をおおう──「小説の筋」論争と中里介山『大菩薩峠』」
日高佳紀 「嘘と狂気──谷崎潤一郎「白昼鬼語」のフィクショナリティ──」
須田千里 「森鴎外「寒山拾得」における宗教と論理」
久米依子 「吉屋信子「燃ゆる花」『暴風雨の薔薇』と柳原白蓮、村岡花子」
堀まどか 「佐々木指月の妻トメのアメリカ──雑誌『婦人界』(一九一八)への寄稿を中心に」
池田啓悟 「昔の記録と青い玉──中條/宮本百合子「津軽の虫の巣」論」
関 肇 「『報知新聞』学芸欄の成立」
内藤由直 「クラルテ運動の光と影──雑誌『種蒔く人』の国家論/文学論」
鬼頭七美 「加藤武雄『久遠の像』を形作るもの──ダンテ・ショパン・蕗谷虹児──」
佐々木梓 「小林秀雄「飴」論──現前化した〈他者〉との乖離──」
大橋毅彦 「草野心平・原理充雄の坂本遼宛書簡が告げるもの──詩集『たんぽぽ』の刊行とその周辺──」
西川貴子 「夢野久作「死後の恋」にみる恋物語──「私」なるものをめぐって」
松原大介 「内田百閒「影」論──『文学時代』の「尖端」を逸脱する──」
小平麻衣子「リアリズムの性別──新築地劇団・山本安英主演「女人哀詞」をめぐって」
八原瑠里 「横光利一「鞭」論──「習慣」が象る心理」
渡部麻実 「堀辰雄、遠藤周作の書棚とフランソワ・モーリアック『蝮のからみあい』──〈読書場〉のなかのテクスト」
佐藤秀明 「貯蓄考──織田作之助の小説をめぐって──」
斎藤理生 「織田作之助『動物集』の草稿」
宮内淳子 「石川淳「おとしばなし」と黄表紙」
鈴木美穂 「一九五一年「アンリ・マチス展」と文学者──新聞メディアを視座として──」
谷川直美 「大岡昇平「女中の子」──「私」の〈苛立ち〉をめぐって──」
竹内栄美子「堀田善衞『スフィンクス』はなぜ書かれたか──アジア・アフリカ作家会議との関連から」
山﨑眞紀子「村上春樹『蛍』小論──蛍の放つ弱い光の叙情性──」
日比嘉高 「TEIタグで夏目漱石の長篇小説を読む」
『立命館文学』(第698号)は、文学部事務室前、ならびに日本文学専攻共同研究室で配布しています。