教員紹介

三木 貴司 准教授

三 木 貴 司
(みき たかし)
専門・研究テーマ

 言語を学ぶ学習者として、言語を教える教員としての日々の「どうして?」や「どうしたら?」が研究につながっています。たとえば、「どうして、いつもこの文法間違うんだろう?」「どうしたら、この発音できるようになるんだろう?」という疑問が、誤用のパターンについて整理して分析したり、母語と学習している目標言語とを比べたりするきっかけになっています。加えて、学習目的や学習者のアイデンティティが多様化してきた(もしくは、多様なのが見えやすくなった)せいか、「どうしたら、言語学習を通じて個々人の学びや成長につなげられるか?」「どうしたら、属性やアイデンティティの面からマイノリティとされる学習者が安心して学習に臨めるか?」という問いについて検討していきたいと考えています。

自己紹介

 高校生の時に、人との出会いをきっかけにアジアに目覚めました。その後、大学時代に韓国に留学してからは韓国モノに熱を上げていますが、近年は中華圏のことにも興味が広がっています。きっかけはやはり人でしたが、次は食を学んでいこうと思っています。

ひとこと

 異文化にどんどん触れて、自分だけの色を見つけましょう。似ているようで違う文化に触れられる東アジアで、そのきっかけづくりをしてみるのも楽しいかもしれませんよ。