■ このプログラムで学ぶことのメリットを教えてください。
現在、私は文部科学省で働くことを志望しています。「国際社会で活躍する」というと外交官や、国際機関を一番に思い浮かべるでしょう。しかし、外交を行うのも、国際機関で働くのも、多国籍企業で働くのも、ボランティアを行うのも人間です。その人たちを形成してきた1つの要素である「教育」はとても重要なものだと思います。また、客員教授である岡本行夫先生のゼミでのお話から、教育と外交が密接に関係する場合があることも知りました。実際に海外の現場で活動しなくても、教育関係の職に携わることでも十分に国際社会に貢献できるのではないかと考えています。
このプログラムには、高い志を持った学生が多く集まっています。外交、貧困問題、経済など、それぞれ興味がある分野は異なっていますが「国際社会に貢献したい!活躍したい!」という思いは一致しています。この中に身を置くことで、「自分も負けていられない」という思いが湧き、常に高いモチベーションを維持することができます。また、国際社会には多くの問題が存在していますが、そのどれもが単体ではなく複雑に関係しています。このプログラムで様々な分野に興味がある学生と意見交換しながら学ぶことで、1つの問題に対して多角的な視点から見ることができるようになりました。GSGの準備などで多くの議論を重ねていくことで人間的な繋がりもできます。私はここで得た繋がりを一生のものにしていきたいと思っています。 |