RS 学園通信 vol.127 座談会 学問のすすめ 公費助成運動 Student Report
October 2000 INDEX
「きれいなキャンパスで学びたい」問題意識を行動に変える
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清掃には予想以上の数の学生が参加
身近な問題意識から

以前より、学生の間では「学生のゴミ・喫煙に関するマナーが悪い」という意見が出ていたのですが、どうしても清掃業者の方に頼ってしまい、学生自身の活動が少ないという現状がありました。しかし、「キャンパス内の問題は、主体である学生が先頭に立って解決していかなければいけないのではないか」、この身近な問題意識が今回のクリーンプロジェクトのきっかけです。単にキャンパス内の清掃を行うだけではなく、まずは学生がキャンパスの美化やマナーアップの意識を持てるきっかけを作ろうと考えました。

4つの企画を決定

クリーンプロジェクトでは、大きく分けて4つの企画を行いました。まずは、多くの学生が参加できるシステムを作り上げるための広報活動を行いました。具体的にはビラや看板などでクリーンプロジェクトを大々的に打ち出し、広くキャンパス環境問題やマナー向上に対する興味・関心を生み出すことを目的としました。

次に携帯灰皿の配布です。キャンパス内でのたばこのポイ捨てが非常に目立っていたため、ブースを設置し「喫煙のマナー」を掲載したチラシと一緒に1000個配布しました。

3つ目に「資源を有効に使う意識を持ってもらいたい」、という観点からアルミ缶リサイクル機の知名度向上と利用度アップを目指して、機械の前で1400本ほどのジュースを配布しました。

4つ目はメイン企画であるキャンパス内の一斉清掃の実施です。これは、実行委員とともに、広報活動を通して集まった一般の学生にも参加してもらい、約100名の学生が集まりました。

身近な問題意識がきっかけとなった今回の企画
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