活動を通して企業人と接する機会が多くなります。その際、学生としてどのような立場をとり得るものか、と考えていました。
例えば企業人向けセミナーですが、「机上の空論ではないか」「無責任では」「学生が、どれ程現状に影響を与えられるのか」。
学生が社会に対してできることを考えた時、現実に即可能な所で考えるのは難しいかもしれません。しかし、立場がフリーであることを活かして、正しいと思った事をきっぱり「正しい」と言えることは大きなメリットです。自分の主張に関しては甘えず、とことん突き詰めて行くことができます。社会では「あれおかしいな」と思われることが普通に行われていたりします。それに気づき、「それって問題じゃないの」といち早く社会に対し問いかけられるのが、学生なのではないでしょうか。
学生は知識を企業の方にぶつける、企業の方は学生に現実を教える、学生は素朴な疑問をぶつける、とことんぶつける、そうすればお互い納得の行く所を模索出来ます。それが理想的な学生と企業人の協力関係ではないでしょうか。
|