RS 学園通信 vol.127 座談会 Student Report 公費助成運動 学問のすすめ
October 2000 INDEX
 
環境配慮型社会を目指し、研究テーマを社会へ提言 PAGE 3/3

チームワークを通して身に付ける「広い視野」

学内研修セミナー

私がもうひとつ学んだことに、チームワークの重要性と難しさがあります。研究会の活動を通して感じたことは、個人の活動と違いワンマンは許されない、常に自分という人間がLCA研究会として評価されている、ということです。

以前お世話になった教授に、君はチームワークができていない、と言われたことがあります。ワンマンではいつか壁につきあたるぞ、と。そしてその時、“Getting things done through others”という言葉をいただきました。それは「他人を以てして何かを成し遂げる」という意味です。多分チームワークというのは、お互いの視野を合せて、360度全方位の広い視野を手に入れるということだと思います。それは一人ではできません。

そして社会で評価されるのは、チームワークを通して得た広い視野を生かしてあることを成し遂げた時ではないでしょうか。それを学生のうちに学べたのは良かったです。

 


社会の求めるECOが本当のECOになるために

研究成果報告(学外オープン)

「環境から考える」という視点はかなり社会に浸透してきました。ただ、「社会が求めるECO」が必ずしも「本当の意味でのECO」とは限りません。

研究会では一歩先を見通して、「社会の求めるECO」を検証し、それが「本当のECO」になるよう絶えず情報発信をしていきたいと考えています。

最後に、当研究会は「これをやる」という研究会ではなく、個々人が持ち寄った「これがしたい」の実現を考えるスタイルです。組織がメンバーのやりたいことを支援できるシステムは新たな発想を生み出し、活動を面白くしています。

 


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