RS 学園通信 vol.127 特集 学問のすすめ 公費助成運動 Student Report
November 2000 INDEX
APUとはこれからも交流を続けていきたい
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活発な意見交換が行われた
英語のプレゼンテーションを準備

 今年の夏休み、私の所属する佐藤典司ゼミでAPUへ合宿に行き、立命館大学やゼミの内容等を紹介するプレゼンテーションを行うこととなった。大分県別府市のAPUで、立命館大学の学生たちがゼミとして交流を持つのは初めて。APUがどのような場所にあるのかも私たちはほとんど知らなかった。少しの情報として知っていたのは、APUでは授業が英語と日本語の両方で行われ、大学内での公用語は英語が中心だということ。そこで、プレゼンテーションは英語で行うことにした。プレゼンテーションを行うメンバーは、私の他にゼミの中でのTOEFLのスコア上位者5名。私たちは当日まで準備を重ねた。

当日のプレゼンテーションで感じたAPUの魅力

 そして当日、準備期間に作成したパワーポイントやスライド等を用いてプレゼンテーションを行った。私たちのゼミでの研究テーマは「デザインマネジメント」。デザインマネジメントとはモノなどの持つ情報価値を利用し、企業や自治体経営をどのように進めていくのか、その方法論を探るものである。こうしたゼミの研究テーマをはじめ、立命館大学のキャンパス紹介も行い、APU学生に立命館大学を分かりやすく紹介した。

 同時にAPU学生からのプレゼンテーションが3名の学生から行われた。全て日本語で行われたのだが、驚いたのは韓国からの留学生が流暢な日本語でプレゼンテーションを行ったことである。これだけで、APUの留学生全てが日本語を話せると思うのは間違いかもしれない。しかし、真剣に日本語や日本文化を勉強し、交流を広げたいと考えている人がきっと多いのだろうと感じた。意欲的に学ぼうとする学生にとって、国際的な環境が整ったAPUはとても魅力的なはずである。

 

APU学生からもプレゼンテーションが
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