RS 学園通信 vol.129 座談会 立命館歴史探検隊 時代を駆ける先輩たち Student Report
December 2000 INDEX
努力から生まれる感動と立命館アイデンティティーを体感した
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派遣応援団のメンバー
選手、そしてプロジェクトから学んだこと

シンクロという競技は相当厳しい練習をしているそうです。1日約10時間、1年間ほとんど休み無しで練習しているのだと聞きました。1日練習しなかったら取り戻すのに2日かかり、3日練習しなかったら1週間、1週間なら1ヶ月かけないと元の力を取り戻せないのだそうです。ひとつの目標に向かって小学校の頃から10年以上、ひたすらこの練習を続けている人たちがいるという事実に何よりも驚かされ、そして、日頃の生活の中でもどこか自分を甘やかしていることに気づき、「もっとがんばらなきゃいけないな」と自分に喝をいれることができました。

 今回の結果は銀メダルということで「1番」ではないわけですけど、選手のみなさんの表情は達成感に満ちたものでした。厳しい練習を乗り越えて、満足の行く結果を出すことができた人の笑顔は本当にきれいだなと感じました。シドニーから帰ってきた後、選手の方とお会いする機会があったのですが、その時も選手のみなさんは達成感に満ちた表情をしており、羨ましいほどでした。

 結果を出すためには理屈じゃないのでしょう、目標に向かって自分ができる限りの努力を重ねる。そうすれば望む結果は必ずついてくる。そんな事を出場した選手たちから学びました。

 また、このプロジェクトを通して選手を応援することにより改めて立命館アイデンティティーを感じ、一体感の素晴らしさを知りました。4年に1度のオリンピック、それは多くのことを学ぶ機会でした。

シドニーオリンピックを終えて
銀メダルを獲得したシンクロの選手たちの声

10月10日にシドニーから帰国したシンクロ選手たちの
学内報告会が行われました。
そこでの選手たちの声を少し紹介します。

 

卒業生を代表して
武田美保(たけだ・みほ/平11産社卒)

学生時代から本当に立命館があたたかく支え、卒業してもずっと見守ってくれました。練習が忙しいなかで授業などに頑張れたことが今でも私の自信になっています。色々と応援有難うございました。

 

在校生を代表して
磯田陽子(いそだ・ようこ/産社4)

今回は銀メダルですが、最高の演技が出来たので心の中では本当にきれいな色のメダルです。立命館ではみんながあたたかく迎えてくださり、とても感謝しています。

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