RS 学園通信 vol.129 座談会 時代を駆ける先輩たち Student Report 立命館歴史探検隊
December 2000 INDEX
 
chapter2
立命館歴史探検隊 Index
それでは立命館ゆかりの地を訪ねてみよう。
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1869
西園寺公望、私塾「立命館」を創始
 立命館創始の地 MAP
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 市バス・烏丸下長者町停留所下車

京都御所・蛤御門東南の白雲神社付近は、学祖・西園寺公望の私邸だった場所。青年時代にここで時事問題を討論されていた西園寺公望は、明治維新時の官軍出征から戻った1869年、青年のための私塾「立命館」を開きました。後に、私塾は京都府庁の差留命令により閉鎖されましたが、現在ここには「立命館創始の地」と記された碑が建てられ、西園寺公望の志を今に伝えています。


 西園寺記念館 MAP
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 衣笠キャンパス内

自由主義・国際主義的思想を生涯貫かれた学祖・西園寺公望の精神を受け継ぎ、真の国際人を育成するという理念を実現できるよう、この名を冠しました。ギリシャ建築を思わせるアカデミックな建物のなかには、世界時計や世界人権宣言を記したパネルが掲げられ、1991年に京都市景観賞を受賞しました。

西園寺ゆかりの石燈篭

西園寺記念館の門脇に設置されている石燈篭と庭石で、1988年の竣工に際してOBから寄贈。これらはかつて「駿河台邸」と呼ばれた東京・神田の西園寺公望の邸宅に置かれていたもので、現在邸宅の跡地は中央大学の敷地として利用されています。

西園寺公望のレリーフ

西園寺記念館1階ロビーに掲げられた、学祖・西園寺公望のレリーフ塑像。顔の造作や表情が丹念に表現された高さ67cmのブロンズ像は、1988年西園寺記念館の竣工を記念してつくられました。制作者は日展評議員の京都教育大学名誉教授・杉村尚先生。


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