自由主義・国際主義的思想を生涯貫かれた学祖・西園寺公望の精神を受け継ぎ、真の国際人を育成するという理念を実現できるよう、この名を冠しました。ギリシャ建築を思わせるアカデミックな建物のなかには、世界時計や世界人権宣言を記したパネルが掲げられ、1991年に京都市景観賞を受賞しました。
西園寺ゆかりの石燈篭
西園寺記念館の門脇に設置されている石燈篭と庭石で、1988年の竣工に際してOBから寄贈。これらはかつて「駿河台邸」と呼ばれた東京・神田の西園寺公望の邸宅に置かれていたもので、現在邸宅の跡地は中央大学の敷地として利用されています。
西園寺公望のレリーフ
西園寺記念館1階ロビーに掲げられた、学祖・西園寺公望のレリーフ塑像。顔の造作や表情が丹念に表現された高さ67cmのブロンズ像は、1988年西園寺記念館の竣工を記念してつくられました。制作者は日展評議員の京都教育大学名誉教授・杉村尚先生。
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