RS 学園通信 vol.129 座談会 時代を駆ける先輩たち Student Report 立命館歴史探検隊
December 2000 INDEX
 
chapter2
立命館歴史探検隊 Index
それでは立命館ゆかりの地を訪ねてみよう。
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こんなところにも!尽きない立命館の歴史的名所・名物
 以学館前の石畳

 衣笠キャンパス内

以学館前広場と2号館西側の藤棚下に敷き詰められた板石は、旧京都市電の軌道敷に使われていたもの。大小が不揃いな花崗岩製で、アスファルトにはない温かみが魅力です。ちなみに、京都の市電は日本初の路面電車として、パリより2年早い1895年に運行し1978年に廃止されました。


 柊野グラウンド野球場の愛球碑

 市バス・柊野停留所下車

立命館大学硬式野球部の練習場である柊野グラウンド野球場には、一塁寄り堤の上に故太田嘉兵衛監督の顕彰碑が建てられています。故太田監督は1931年入学の立命館OBで、硬式野球部の監督に戦後20年間就任。西京都信用金庫理事長の職務をこなされながら、母校をリーグ優勝10回・全日本大学野球選手権準優勝2回の栄光へと導かれ、また吉田義男元阪神タイガース監督ら野球人の育成にも成果を上げられました。顕彰碑の表面には肖像レリーフと末川博が書いた「愛球闘魂不朽」の碑文、裏面にも末川博の筆で生前の貢献を讃える顕彰文がしるされています。1968年建立。


 衣笠球場の名残を示す電柱

 衣笠キャンパス周辺

衣笠キャンパスの現中央ひろば一帯はかつて「衣笠球場」だった場所で、球場名そのままのバス停留所も設置され、スポーツの殿堂として市民から大変親しまれていました。現在球場の名残を示すものは、「衣笠球場」の表札が付けられた1本の電柱だけで、なぜ特定の電柱にこのような表札が付けられているのかという理由に関しては、「昔の地名をそのまま生かしているのでは」(NTT西日本)という見解でした。この電柱は衣笠キャンパス正門右、衣笠キャンパスにもっとも近い場所に設置されています。


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