衣笠キャンパス内
学園創立80周年・衣笠移転完了を記念して、1980年に建立。この碑に記された銘文は、もともと1953年に本学に建立された「わだつみ像」の台座の銘文として、末川博が自身で書いたものでした。「平和と民主主義」を教育理念に、学生をこよなく愛し、未来を担う青年たちに大きな夢を託された末川博の精神を現在、そして未来に伝えます。
存心館1階・玄関脇の壁に設置されている、末川博の筆になる碑文。法学部の衣笠キャンパス移転と法学部創立80周年を記念して、1981年に制作されました。「法の理念」は法を学び、法曹界へ羽ばたく学生たちに、末川博から贈られた永遠のメッセージです。
末川記念館には末川博の偉業・遺徳を偲び、その精神を継承・発展させるために、1983年に開館。書斎を復元して遺品とともに展示したメモリアルルームや200名収容のホール、会議室などを備えている。民法学の大家で大衆とともに生きた末川博の遺志を尊重し、市民にも広く開放されています。末川博の提唱で1946年から始められた市民向け「立命館土曜講座」は、1階会館ホールで開かれています。また、2階には松本記念ホール陪審法廷、3階には百年史編纂室が設置されています。