RS 学園通信 vol.129 立命館歴史探検隊 時代を駆ける先輩たち Student Report 座談会
December 2000 INDEX
 
伝統に培われた魅力 立命館のここが好き PAGE 1/5
積極性が活動の原点

井上 まず、自己紹介からお願いします。

金子 理工学部情報学科4回生の金子です。この4月にNECに就職が決まりました。NECにはソリューションビジネスという部門があって、その中でSEみたいな職種があるんですけど、それには情報処理一般の知識やプログラムの知識が必要になります。僕の場合、最初からそこを見据えてまして、エクステンションセンターで情報処理技術者の資格を取ったり、外国人向けのビジネスもこなせるようにと、TOEIC講座も受けていました。

小竹 政策科学部の4回生の小竹です。留学プログラムに惹かれて立命館に来まして、UBCの留学プログラムで9カ月間バンクーバーに行きました。もともと海外で働くのが夢で、希望通り商社から内定を得ることができました。

森口 文学部3回生の森口です。ESSに所属して、渉外を担当しています。私たちは年に2回OB会を開いていますので、OBの方とその連絡を取りあったり、あと、他大学から一緒に何か企画をやろうとか、いろんな話を持ちかけていただいたときに、話を進める役をしています。

大矢 文学部3回生の大矢です。アート・リサーチセンターのマキノ・プロジェクトで、京都の映画の歴史について研究しています。映画は京都が発祥という歴史についてはあまり知られていませんが、私はそれを去年知って、とても興味を持ったので今年からプロジェクトに参加しています。

田中 今年、国際関係学部を卒業し、4月から立命館大学で働いています。学生時代は学友会の委員長をやってまして、全学協議会などで大学と議論したりしてきたんですが、その中で立命館大学がますます好きになって、ここで働きたいと思うようになりました。現在は入学センターで、受験生向けのパンフレットをつくったり、高校に行って立命館大学の説明をしたりしています。

井上 大矢さんは、どういうきっかけでアート・リサーチセンターのプロジェクトに参加することになったのですか。

大矢 私は日本文学専攻ですが、3回生でゼミが2つとれるというので、面白そうなものをピックアップしていたら、映画について学ぶという冨田先生のゼミがあったんです。そこで、ホームページを開けたらそのプロジェクトに行き当たったんです。面白そうだし、プロジェクトの募集も気軽な感じだったのでメールを出したら、「ちょっと見学してみませんか」という返事がきて、そこからですね。

井上 映画に興味をもったのは、大学に入ってからですか。

大矢 中学生のころから好きで、高校時代に友人に誘われてある映画を見に行ったんですが、それが全然名前も知らないアジアの映画で、いろんな国でいろんな映画が作られているんだなということに気がついて、さらに興味が湧きました。3回生になって、たまたま映画館のチラシで、京都学生映画祭のスタッフを募集していたんで、勇気を出して電話したりもしました。

井上 金子君がエクステンションセンターに行こうと思ったきっかけは。

金子伸治
かねこ・しんじ...理工学部4回生。キャリアセンターやエクステンションセンターを積極的に利用し、NECに内定。

金子 大学とかサークルといった組織の中にいて、社会についてほとんど無知でしたから、就職活動のことや就職後を考えて、能力をつけたいし知識を少しでも増やしたいし、資格もとっておきたいと思ったんです。実際の就職活動としては、3回生の11月から企業の人事の方に会ったりし始めましたが、積極的にやっていけばいろんな人に出会えるし、いろんな情報が得られるし、そうやって得たことが、また役立って、自分自身が大きくなって、面接にも生かされました。そういう活動をする中で、自分がどういう仕事に向いているか、どういう能力があるか、何をしたいかなど、自分自身を見つめ直せたと思います。

 

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