薬学教育支援センターとは
About
学生に寄り添った薬学部・薬学教育
立命館大学では、学生に寄り添った薬学部を目指し、薬学教育支援センターを設立しました。本センターでは、正課授業だけでなく、薬学共用試験(CBT)や薬剤師国家試験に向けた学習を通じて、教育と研究の両立と希望する進路の実現を目的としています。初年次の「高校から大学への学びの転換」や「リメディアル教育」から高回生の「薬学部での専門的な学びの定着」まで教育体制の構築を行っていきます。本センターでは、薬学科および創薬科学科の両学科における低回生から卒業まで一貫した教育を中心に担います。
センター長挨拶
薬学部は、他の理系学部と異なり、多くの必修科目や実習科目を配置し、密接に関連する科目群を基礎的なものからより専門的な内容へと学年進行に沿って配置する「系統的履修」と「進級判定制度」を導入しています。また、薬学科には薬学共用試験や学外での長期実務実習、薬剤師国家試験など、事前の長期にわたる準備を要する大きなイベントが沢山あります。そうした(ある種)厳しい大学での生活を進める中で、「勉強の仕方がわからない」「授業についていけない」などの悩みや躓きに直面することも少なくありません。学生生活におけるこうした相談に寄り添い、解決に向けて共に取り組むのが薬学教育支援センターの役割です。皆さんが大学生活をスタートさせたときに抱いていた夢を育て、実現させること、所定の単位を取得して卒業するだけでなく、社会で活躍するための知識と技能を身につけることこそが大学生活の目的であると私たちは考えています。
薬学教育支援センターは専任教員を配置して、リメディアル教育を含む初年次教育や補習講義、薬学共用試験や薬剤師国家試験の対策など学習面でのサポートに加え、大学生活全般にわたる指導やアドバイスを行うなどきめ細かい対応に取り組んでいます。
皆さんの大学生活とその先に広がる未来が希望に溢れたものになるように、本センターを積極的に活用してください。
薬学部 創薬科学科 教授
鈴木 健二