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立命館CLUB 【VOL.257】

 2024年06月28日

No.257の記事一覧

立命館CLUB【VOL.257】 / ▼学園ニュース▼
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▼立命館CLUB【VOL.257】▼

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
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長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」の共同館主に、文筆家の内田也哉子さんが就任することが発表されました。内田さんの就任記者会見には、1997 年の無言館開設当初より連携を行ってきた立命館の森島理事長も出席しました。立命館は、無言館に対して理事・評議員の派遣を含む運営サポートをはじめ、教育研究連携や人的交流など、今後一層の支援を行ってまいります。
戦火に散った画学生に想いを馳せることができる「無言館」に、この夏、足を運ばれては如何でしょうか。
https://mugonkan.jp/


▼▼学園ニュース▼▼

【1】THEインパクトランキング2024で国内私立大学で1位タイを獲得ーSDG1(貧困をなくそう)で2年連続日本一ー
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イギリスの大学評価機関Times Higher Education (THE)が6月12日(水)に「THEインパクトランキング2024」を発表し、立命館大学は総合評価で世界「201-300位」にランクインし、国内の私立大学で1位タイの最高位の評価を受けました。
THEインパクトランキングでは総合評価のほか、目標(ゴール)別の順位も発表されています。本学は「SDG1:貧困をなくそう」で2年連続全国1位(世界15位)、「SDG2:飢餓をゼロに」で全国5位(世界90位)、「SDG6:安全な水とトイレを世界中に」で全国3位(世界81位)、「SDG14:海の豊かさを守ろう」で全国4位(世界63位)、「SDG15:陸の豊かさも守ろう」で全国4位(世界86位)となり、5つのゴールで世界100位以内にランクインしました。「THEインパクトランキング」とは、国連サミットで採択された持続可能な17の開発目標(SDGs)に関する大学の社会貢献活動や研究活動に対し、THEがスコアと順位を付けたものです。各大学の強みに合致したゴールを選んでエントリーできる仕組みで、2024年は、前年よりも561校増加の2,152校が対象となり、日本の大学は74校が参加しました。
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【2】「QS世界大学ランキング2025」で世界順位「641-650位」、国内私立大学3位に
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イギリスの大学評価機関 Quacquarelli Symonds(QS)が6月5日(水)に「QS世界大学ランキング2025」を発表し、立命館大学は世界順位「641-650位」にランクインし、国内の私立大学では3位となりました。
「QS世界大学ランキング」は2010年から公表されており、今年は106カ国・地域の5,663校が対象となり、うち上位1,503校がランク付けされました。ランキングは、学術者評価、雇用者評価、教員一人あたりの論文被引用数など9つの項目で評価され、立命館大学は世界順位が「641-650位」となり、参加大学が増えて競争が激しくなる中、国内順位でトップ15入りを果たしました。なお、項目別の評価では、「雇用者評価」世界148位(国内12位)が最も高く、次いで「サステナビリティ」で世界371位(国内14位)、「外国籍教員比率」で世界505位(国内4位)となりました。
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【3】駐日ドイツ大使が仲谷学長と懇談
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6月11日(火)、クレーメンス・フォン・ゲッツェ駐日ドイツ連邦共和国大使が衣笠キャンパスにご来学。国際平和ミュージアムにて、仲谷善雄学長、中戸祐夫副学長、君島東彦国際平和ミュージアム館長、出口雅久法学部教授と懇談されました。立命館大学は、2024年4月時点で、ドイツの25大学・機関と教育に関わる国際協定を締結しており、毎年多くの学生を派遣・受入しています。今回、長年ドイツで研究活動をしていた出口教授とのご縁により、ゲッツェ大使のご来学が実現しました。
懇談の中でゲッツェ大使は、世界を取り巻く情勢について語られ、仲谷学長からは、そうした国際社会が直面する課題を踏まえ、立命館の教学理念「平和と民主主義」とその取り組みを紹介しました。その後、環境問題や学生交流、産業育成など、多岐にわたる分野において意見を交わす貴重な機会となりました。
 なお、当日は「ドイツと日本ー21世紀の課題を克服するためのよきパートナーー」と題し、ゲッツェ大使による特別講演を開催。特別講演にはメラニー・ザクシンガー在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事も同席され、集まった約60人の参加者は、真剣な様子で講演に耳を傾けました。
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【4】産業社会学部創設60周年記念プレ企画 孫石煕客員教授講演会開催
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2025年に創設60周年を迎える産業社会学部は、6月1日(土)、孫石煕客員教授による講演会を開催しました。米中の覇権戦争、東北アジアの平和や安全保障問題などの課題について、会場に集まった約350名に向けて語りました。
講演会の冒頭、黒田学・産業社会学部長は孫客員教授をお招きした経緯とともに「授業・研究活動など、様々な形で孫先生にご活躍いただけることを願っている」と期待を込めました。
講演会は、孫客員教授が1年間、11カ国を巡り世界的なオピニオンリーダーとの対談をもとに制作された韓国のドキュメンタリー番組『三つの戦争』を上映しながら進行。新型コロナウイルスとウクライナ戦争以降の世界的な変化に注目し、とりわけ戦争に対して「政治的な矛盾が極限化され、爆発すること」との独自の定義を解説。ニュース報道についても「多角化が大事」であることを強調しました。
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【5】第19回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第8回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」、第1回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催
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5月31日(金)、衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館にて、第19回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第8回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」、第1回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催しました。平井嘉一郎研究奨励賞の4名をはじめ、10名が受賞しました。平井嘉一郎研究奨励賞は、ニチコン株式会社の創業者として社業の発展に努められ、同社代表取締役会長、名誉会長として、地元京都はもとより、我が国の工業界の発展に貢献された 故・平井嘉一郎氏のご令室 平井信子様のご厚意にもとづき、本学法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励することを目的として2006年に創設されました。これまでに、法学研究科75名、法務研究科19名、延べ94名の大学院生が受賞しています。また、平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞は、海外に居住する研究者が平井嘉一郎記念図書館を利用して行う国際的な研究活動を奨励することを目的として2017年度に創設されました。
そして、2023年度に新設されました平井嘉一郎優秀論文賞は、志望進路を目指して日々勉学に励む本学法学部の学生を奨励し、これにより社会の発展に寄与する人材を育成することを目的として設けられました。式典では、仲谷善雄学長から受賞者に祝辞が述べられ、賞状を授与。平井信子様より副賞として目録が贈呈されました。その後、受賞者からの挨拶や平井信子様から受賞者に対する祝意と励ましのご挨拶をいただきました。
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【6】学生・教職員と地域の方々共同で、絶滅寸前種「フジバカマ」を挿し芽で増やす活動開催
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立命館大学の学生・教職員、近隣住民、京福電気鉄道株式会社の社員で構成される「嵐電沿線フジバカマプロジェクト」が、フジバカマを挿し芽で増やす作業を行いました。「フジバカマ」は京都府のレッドデータブックで絶滅寸前種に指定されているキク科の多年草。秋に薄紫色の花を付け、アサギマダラなどのチョウが集まることで知られています。万葉集にも「秋の七草」の一つとして登場し、古来親しまれてきましたが、近年は環境の変化等でその数が激減。そこで、環境保全に地域連携で取り組みSDGsの達成を目指す(※)立命館大学と、沿線の緑化活動に取り組む京福電気鉄道株式会社が2021年から提携し、嵐電沿線フジバカマプロジェクトとして保全活動を行っています。当日は、立命館大学の学生・教職員、京福電気鉄道株式会社の社員、近隣住民など65人の参加者が、衣笠キャンパスに集まりました。参加者同士和やかに交流しながら、フジバカマの挿し芽を育苗ポットに植える作業を行い、約800個のポット(1600本の芽)を作りました。
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【7】学生・校友の活躍をご紹介!
<競技かるた「第56回全国女流選手権大会」で野添美依奈さん(理工学部2回生)が初の頂点に>
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6月2日(日)、福井県あわら温泉の「清風荘」で、第56回全国女流選手権大会A級の部が開催され、立命館大学かるた会所属の野添美依奈さん(理工学部2回生)が優勝に輝きました。全国女流選手権大会は、階級別にトーナメント戦を行い、競技かるたの女性日本一を決定。名人位・クイーン位決定戦、全日本選手権大会、全国選抜大会の3大タイトル戦に次ぐ位置付けの大会です。和装の女性選手たちが集い、その華やかさでも毎年注目を集めています。野添さんの出場したA級の部は、競技かるた界のトップリーグで、段位4段以上の実力が必要です。野添さんは62人の選手の中から勝ち抜き、見事初優勝を手中に収めました。

<学生がつくるアメリカンフットボールホームゲームをBKCで開催>
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立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)開設30周年を記念したアメリカンフットボール対関西学院大学が、6月9日(日)に開催されました。このイベントは、大学スポーツの応援文化を醸成することを目的に、学生主体で企画・運営されました。
試合は、終了まで残り時間わずかで8点差を追う厳しい展開でしたが、チームの底力と観客の応援により同点に追いつき24対24の引き分け、当日会場に詰めかけた観客に大きな感動を与えました。当日は、5500名の観客が集まり、学生団体のブースや新入生の出店、チアリーディング部の応援パフォーマンスなど、多彩な企画で盛り上がりました。さらに、「ASICS GREEN BAG PROJECT」として、使われなくなったスポーツウェアの回収と限定Tシャツの配布が行われ、環境保全にも貢献しました。

<体育会カヌー部が「第14回全日本学生カヌー長距離選手権大会」で男子カヤックペア・女子カヤックシングル優勝>
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5月10日(金)ー12日(日)、京都府久美浜湾カヌー競技場で開催された「第14回全日本学生カヌー長距離選手権大会」に、体育会カヌー部が出場。小山田香貴選手(スポーツ健康科学部4回生)・沼田蒼太朗選手(スポーツ健康科学部2回生)が男子カヤックペアで優勝、今西愛依選手(食マネジメント学部4回生)が女子カヤックシングルで優勝を果たしました。
男子カヤックペア(全日本学生の部)で出場した小山田選手・沼田選手は、1年ぶりの長距離レース。自分たちの持ち味でもあるスタートダッシュで先頭に出て、ペース維持を意識して漕ぎました。レース中、陸に上がってカヤックを運ぶポイントが複数あり、苦戦を強いられますが、早めにペースを持ち直すことができた結果、優勝につながりました。
また、女子カヤックシングル(全日本学生の部)では、今西選手が長距離レースに初出場。5周するコースを、先頭集団で順位をキープします。荒天のなか、向かい風で強みを見せ、ラスト1周でトップに立ちます。全ての力を出し切る思いで、ゴールまで漕ぎ切り優勝しました。ともに頑張ってきたチームメイトの応援も励みとなり、ラストスパートで力を発揮して掴みとった1位となりました。
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【オンライン講義とバスツアー 本郷真紹先生の解説で古代史ゆかりの地を巡る人気企画第4弾!】
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立命館アカデミック・ツアーは、立命館オンラインセミナーに加えて、現地で「ほんもの」を見て・触れて・体験することで、さらに理解を深めることを目的にしたフィールドスタディ型ツアーです。 今シリーズでは、日本史探究で人気の本郷真紹先生(立命館大学文学部)が同行し、日本古代史にゆかりの地を訪問します。 オンライン講義とフィールドスタディ型ツアー(バスツアー)で、日本古代史の実相を学びましょう。
※お申込みには立命館アカデミックセンターの会員登録が必要です。
※バスツアーをお申込みの方は全員、オンライン講義を受講できます。 (バスツアーの受講料にはオンライン講義の受講料が含まれています。)
※お申込みにあたっては「お申込み・受講にあたっての注意事項」をお読みください。
詳しくは以下HPを必ずご確認ください。

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【2】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
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<7月のテーマ> 
漢籍の東西伝播
(企画:立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所)

[日時・テーマ・講師]
◆7月6日(土)
平安貴族の読書 ー藤原道長はどうして漢籍を蒐集したのか
慶應義塾大学 名誉教授  佐藤 道生

◆7月27日(土)
敦煌文献に見る漢籍の伝播
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所 研究員  高井 龍
いずれの日程も、
[時 間]10:00-11:30
[受講料]無料
[開催方法]衣笠キャンパス+ZOOMのハイブリッド
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