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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼ ────────────────────────────────────── 【1】[@東京][有料][申込不要] 男子陸上競技部「第20回日本学生ハーフマラソン選手権大会」 8月に台北にて開催される「第29回ユニバーシアード競技大会」の日本代表選考も 兼ねた競技会となります。 [日 時]3月5日(日)9:30スタート [場 所]陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園とその外周道路 [入場料]国営昭和記念公園への入園料が必要となります。 以下、リンク先をご確認ください。 国営昭和記念公園ホームページ≫ 詳細はコチラ≫ ────────────────────────────────────── 【2】[@大阪][無料][申込不要] 柔道部「平成28年度近畿柔道選手権大会」 [日 時]3月5日(日) [場 所]交野市体育館(大阪府交野市向井田2-5-1) [入場料]無料 詳細はコチラ≫ ────────────────────────── その他のイベントはコチラ≫ ────────────────────────── |
▼▼輝く学生インタビュー▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第85回 輝く学生インタビュー 学生居合道の歴史に立命館の名を刻み続ける 居合道同好会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介して いきます。今回ご紹介するのは、居合道同好会主将の柳沢昂さん(情報理工学部2回生 ・長野県出身)です。居合道に興味をもったきっかけ、大会などについて伺いました。 Q.居合道同好会のメンバー構成を教えてください。 3回生20名・2回生10名・1回生2名の32名で活動しています。23年前、現師範の山田 先生が「立命館大学にも、居合道のサークルを作りたい」と思い、仲間を集めて設立 したそうです。 Q.居合道同好会の活動内容を教えてください。 練習は、月曜日・水曜日・土曜日の週3日です。月曜日・水曜日は衣笠キャンパス、 びわこ・くさつキャンパスの近くの体育館や市民活動センターなどで活動しています。 土曜日は合同練習日となっています。練習は、前半に素振り・すり足といった基礎 稽古、後半は型や技を中心に練習しています。また、春と夏に5泊6日の合宿を行って います。 Q.年間の試合スケジュールを教えてください。 7月頃と11月頃に「学生大会」、6月頃にある「京都居合道大会」は原則全員参加する ことになっています。そのほかの地方大会は自由参加としています。 Q.柳沢さんが居合道に興味を持ったきっかけを教えてください。 井上雄彦さんのマンガ、『バカボンド』を読んだことです。主人公である宮本武蔵が すごく格好よく、「私もこんな風に刀を振れたらいいな」と思ったことがきっかけ です。新歓祭典のときに、居合道同好会のチラシを配っていた先輩から「刀に興味 ない?」と声をかけられ、「はい、あります」と即答したことで入部が決まりました。 しかし実は、居合道という競技があることも知らず、「刀が振れるサークル」という だけで入部したのは私だけかもしれません(笑)。同好会は体育会ほど厳しくない だろうと思っていましたが、合宿がとても辛く「入るサークルを間違えたかも・・・」 と思った時期もありました。しかし、初出場の大会で勝ったときはすごく嬉しく、 「練習は辛いけれどこのような達成感が味わえるのもいいな・・・」と感じ、今も 続けることができています。 昨年度の新歓祭典の様子 Q.居合道同好会はどんなメンバーが集まっていますか? 現在のメンバーに経験者はいません。スタートラインが一緒で、切磋琢磨しあいながら 技を磨いていると思います。個性的なメンバーが各学年に揃っています。また、武道の 先生・監督は厳しいイメージがあるかと思いますが、とても優しく、練習のことも相談 しやすく身近に感じることができています。 Q.流派について教えてください。 流派は色々ありますが、立命館では伯耆流を修めています。伯耆流の特徴としては、 切るときに「えいっ」、突くときに「はっ」という発声をすることと、突き技が多い ことが挙げられます。 Q.居合刀には長さなど、決まりはあるのでしょうか。 特に決められた長さ・重さなどはなく、つか・刀身・つばのカタログを見ながら各人が 自由に選びます。私の場合それほど背が高くないので2尺3寸(約70センチ)の長さで、 重さは約900グラムのものを使っています。背の高い人になると2尺4寸や2尺5寸など 長い刀を使うこともあります。自分用の刀が届いたときは、部屋の中で抜いたり鞘に 納めたりをくり返し、ずっと眺めていられるほど、嬉しくて仕方がなかったです。 自分の刀に名前をつける部員もいます。やはり自分の刀には愛着がわきますね。 (写真左)「つか」にも様々なデザインがあります (写真右)自分専用の居合刀 Q.模造刀とはいえ怪我をすることはないのでしょうか。 例えば、納刀(鞘に刀を納める行為)するときに、切っ先で手を刺してしまうときが あります。しかし、扱いには気をつけているのであまり怪我をすることはありません。 Q.居合道の試合について教えてください。 試合では5本の型を演武します。「古流」と「全日本剣道連盟居合」を抜きます。 技にはそれぞれ押さえるべきポイントがあり、それが出来ているかどうかが試合では 見られます。審判が旗を上げて勝敗を決めます。試合時間は約5分で、この時間内に 技を抜き終えないと負けてしまいます。 全日本学生居合道大会の様子 Q.柳沢さんの試合前のリラックス方法を教えてください。 先輩から教えてもらった方法ですが、息を吸い込みながら全身に力を入れ、息を吐き 出すのと同時に全身の力を抜くということをしています。それでもガチガチに緊張して しまうときはあります。しかし、この方法を行うと変に肩に入っていた力がふっと 抜け、緊張はしているものの自然体で試合に臨めるようになりました。 個人的なジンクスとしては、試合には右足から入っていくことです。昨年の「大和郡山 お城まつり居合道大会」で、右足から入り準優勝することができました。初めて決勝 まで残った試合で、今までの試合とは緊張感がまったく違い驚きましたが、とても 嬉しい結果になりました。それからは、必ず右足から入ることを意識しています。 Q.得意技について教えてください。 「切りつけ」という伯耆流の基本技です。居合道同好会に入って、最初に習った古流の 技でもあります。この技は座っている姿勢から右に90度回り、刀を抜きながら立膝の 姿勢になります。私は持ち技が2本あり、そのうちの1本が「切りつけ」で試合でも演武 していました。しかし回るところがうまくできず、監督や先輩にうまくいかないことを 相談し技を見てもらうと、「上手いじゃん」と、言われ驚きました。半信半疑でビデオ を撮り自分でも確認すると、思ったよりうまくできていてもう一度挑戦しようと思い ました。 Q.今年1月から第22代目の主将になられて、居合道に向き合う気持ちに変化はあり ましたか? 1回生の頃は、とにかくがむしゃらに練習をしていました。しかし主将になり、何も 考えずに練習するのはもったいないと気づきました。この「考えながら練習をする」 ということを、しっかりと考えはじめたのもつい最近です。ある先輩が居合道の理論を 組み立てていて、その先輩に教わっていたときに「あー、これはこういうことか」と、 急に腑に落ちたときがありました。それからは、この動きにはこういう意味があると いうように、一つひとつの動作も考えながら練習するように心がけています。 主将になってから日が浅いので、稽古メニューを毎回考えないといけないというだけ でも大変です。厳しくても緩くても部員から不満がでるので、まずはその壁を突破 したいです(笑)。 Q.居合道を通して成長したと思うことを教えてください。 高校生の頃はテニスをしていましたが、あまりまじめに練習をしていなかったように 思います。受験も必死にしましたが、自分から進んでというよりは、周りに促されて 仕方なく勉強をしていたように思います。しかし、自分の好きなことに一生懸命取り 組むということを、立命館大学の居合道同好会に入部して初めて経験できました。 『バカボンド』を読んだことで、居合道という世界も知れ、憧れの刀を振れ、自ら 進んで練習をしたいと思えるようになったことが、一番成長したところだと思います。 集合写真 Q.趣味や特技を教えてください。 長野県出身で雪山が近かったこともあり、スキーやスノーボードに行くことが好き です。また、一人暮らしをしているので、休みの日は溜まった家事を片付けています。 Q.将来の夢を教えてください。 私は情報理工学部で学んでいますので、プログラマーになりたいと思います。 実は高校3年生まで、やりたいことが特に見つからず、進路をどうするかと悩んでいま した。そのとき、立命館大学出身の父が、オープンキャンパスに行くことをすすめて くれて、行ってみることにしました。そのときプログラミングでロボットを動かす 実験をしている研究室を見て、「こんなこともできるのか。この学部が楽しそうだ」と 思い、情報理工学部を受験することに決めました。オープンキャンパスでこの実験に 出会っていなければ、やりたいことが見つからないままだったかもしれませんし、プロ グラマーになりたいとも思っていなかったと思います。 Q.今後の活動目標を教えてください。 同好会全体の目標は、「全日本学生居合道大会」での優勝です。昨年の「第31回全日本 学生居合道大会」では、先輩方が個人優勝・準優勝、団体3位という結果を残してくだ さいました。23年と、まだ歴史の浅い立命館大学の名前を学生居合道の歴史に刻むこと ができて嬉しかった反面、先輩からのバトンをしっかりと受け継いでいかなければいけ ないと気持ちを引き締めました。メンバーは仲間であり、かつライバルでもあります。 大学から居合道をはじめ、スタートラインが同じだからこそ切磋琢磨しながら、全日本 の舞台に立つことを目標にしています。来年度は多くの新入生部員を迎えたいので、 新歓祭典のステージで演武を見せたいと考えています。 「第31回全日本学生居合道大会」では、個人戦1位・2位を立命館大学が独占 ??? いかがでしたでしょうか。 居合道は、刀を鞘に納めた状態から再び鞘に納めるまでをひとつの流れとした「型」を 行う日本古来の武道です。お話しを伺うなかで、目の前に敵がいることを想定し演武 すること難しさを感じました。しかし、これをいかに自分の中で作り上げ、表現する かに居合道の面白さもあることも知ることができました。試合中、会場内はシーンと 静まり返っているそうです。「立命館大学の選手が勝つと、審判の先生方に怒られない ように、小声で『よし!』と喜んでいる」と、話してくださいました。 |
▼▼編集後記▼▼ 2月18日(土)、明治記念館にて「東京校友会校友大会」が開催されました。 今回は、第一部の総会に続き行われた、第二部の講演会の様子をご紹介いたします。 講演は、ロボットクリエーター・高橋智隆さん(1998年産業社会学部卒)により、 「ロボット時代の創造」と題して行なわれました。 高橋さんは、立命館大学を卒業後、「ものづくりに携わりたい」との思いから、 京都大学工学部物理工学科に入学されました。そして、同大学を卒業した2003年、 株式会社ロボ・ガレージを立ち上げられました。 創業から14年、社員は未だにご自身のみだそうです。「ロボットを作るという楽しい ことを、なぜ進んで誰かにやってもらう必要があるのか。なぜ楽しいことをして もらって、給料を支払わなければならないのか」という冗談を交えながらも、その真意 はノウハウの蓄積とのこと。業界で韓国や中国が台頭してきたことを例に、「自身で 作り続けることで自分自身にノウハウが蓄積し、新発見へと繋がる」と語られました。 「迷ったら、ユニークな選択肢を選ぶ」というのが信条で、「それは人生の分かれ道で あろうと、日常の買い物であろうと同じ」だとおっしゃっていました。スマートフォン が並ぶ売り場で、ひときわ目立つモバイル型ロボット電話「ロボホン」は、実にユニー クな選択肢と言えそうです。 生みの親として、かわいいロボットたちに優しい眼差しを向けていた高橋さんが、 「5年以内に1人1台のロボットを」と語った熱い眼差しは、自信に満ちているように 感じました。 (立命館CLUB事務局 向山) |
▼▼第113号読者プレゼント▼▼ 今回は、「Rマークキーホルダー」を5名様にプレゼントします。 是非ご応募ください。 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。 <応募締切:3/6(月)> 【パソコンの方はコチラ】 【携帯電話の方はコチラ】 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、 立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp) 応募必要事項 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想: (5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否 (否の場合はイニシャルで表記いたします。 ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。) ▼112号読プレ当選発表▼ 多数のご応募ありがとうございました。 112号の読者プレゼント当選者の発表です。 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。 ★★★★★★★★★★★★★ ★・まりんごさん (石川県)★ ★・桐村正典さん (京都府)★ ★・M.S.さん (神奈川県)★ ★・クッキーさん (兵庫県)★ ★・くにさんさん (三重県) ★ ★★★★★★★★★★★★★ 次回のご応募もお待ちしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次回配信予定は3月10日(金)です。お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆バックナンバー https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/ ◆立命館CLUBホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/ ◆立命館大学ホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/ ◆配信先の変更・解除 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a849c83c0a4b477a2a6d631dde627b21 [注意] ※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。 ご了承ください。 ※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい て、立命館大学では一切の責任を持ちません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局 ■■ 〒604?8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 ■■ TEL:075?813?8118 ■■ FAX:075?813?8119 ■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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