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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼ ─────────────────────────────────────── 【1】[@兵庫][無料][インターネット中継] 女子陸上競技部「第 30 回 関西学生対校女子駅伝競走大会 兼 第 38 回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 関西地区予選」 10月25日(日)に仙台で開催される「第38回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 杜の都駅伝」の出場権をかけた熱い戦いを繰り広げます。 [日 時]9月26日(土)12:00~ [場 所]神戸しあわせの村 ※読売テレビ×リコネクトテレビジョン「あすリートチャンネル」にて、インターネット中継予定です。 あすリートチャンネル≫ 大会詳細はコチラ≫ ─────────────────────────────────────── 【2】[@埼玉][無料][インターネット中継・TV放送] ボート部「第98回全日本選手権大会」 [日 時]10月8日(木)~10月11日(日) [場 所]埼玉県戸田市・戸田ボートコース ※インターネットでの中継予定。最終日は、NHKBS1にて生中継予定です。 詳細はコチラ≫ |
▼ ▼輝く学生インタビュー▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第160回 輝く学生インタビュー コーヒーには、人と人を繋ぐ不思議な力がある 立命館珈琲研究会RCS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、立命館珈琲研究会RCS代表の山本惣大さん(経営学部3回生・大阪府出身)です。サークルの立ち上げからこれまでの取り組みについてお話を伺いました。 Q. 立命館珈琲研究会RCS(以下、RCS)について教えてください。 RCSは、大阪いばらきキャンパス(OIC)を拠点にコーヒーのハンドドリップの練習会・カフェ巡り・イベントでのコーヒー販売をメインに活動しています。RCSは「Ritsumeikan Coffee Society」の略称で、2018年10月に創部、現在15名が所属しています。 コーヒーに何かを掛け合わせることで、より面白いものを作り出そうと活動しています。 例えば、「コーヒー×陶芸」では、立命館大学陶芸部にマグカップ作りを手伝っていただき、ハンドドリップ体験会を開催して交流しました。また、「コーヒー×地域」として、昨年12月に京都市北青少年活動センターでの「北コミまつり」、茨木阪急本通り商店街にある「リノベのいばらき」でのクリスマスイベントなどでコーヒーを販売しました。「コーヒーを通した多くの方々との出会い・繋がり」は、RCSの活動としてのやりがいの一つとなっています。 Q.現在サークル全体ではどのような取り組みを行なっていますか。 このような状況なので、「Webメディアを通じた広報活動」に注力しています。多くの方々にコーヒーの魅力やRCSの雰囲気を感じてもらいたいと思い、Twitter・Instagramにこれまでの活動の写真を投稿したり、YouTubeにコーヒーの淹れ方・コーヒーゼリーの作り方などの動画を掲載しています。また、「Zoom」を使った新入生向けの説明会も実施、5名の新入生が入部してくれました。 Q.RCSを立ち上げた経緯を教えてください。 入学当初、様々なサークルを見学したのですが、「これに入りたい」というものがありませんでした。また、基礎演習で同じクラスの2人の友人も同じ境遇だと知り、「新しいことを始めよう」と誘い、1回生の10月にサークルを立ち上げました。 コーヒーをサークル活動の軸とした理由は、私自身が大好きだからです。入学後、コーヒーショップでアルバイトを始め、豆の種類や淹れ方によって味が大きく変わるコーヒーの奥深さにどんどんハマっていきました。どんなサークルを立ち上げようかという話になった時に「コーヒーを軸にしたい」と提案し、見事採用されました(笑)。 Q.初めての出店はいかがでしたでしょうか。 2019年10月27日(日)にOICの学園祭でコーヒー販売を行ないました。当時、正規メンバーは4名しかいなかったので、準備物の運搬が大変でした。お湯を沸かすためのプロパンガスを運ぶ際には、隣に出店していた別のサークルの方々に手伝っていただきました。御礼にコーヒーをお渡ししました(笑)。 お店は、コーヒーの提供が追いつかないほど大人気となり、想像の100倍以上忙しかったです。初めての出店ということもあり、どれほどの売り上げが見込めるか把握しきれなかったので、とりあえず150杯のコーヒー豆を準備していましたが、途中で足りなくなり、お昼過ぎに約80杯分の豆を追加で仕入れに行くほどでした。 結果、230杯以上売り上げることができ、「多くの方々に美味しいコーヒーを提供する」という点においては、ある程度達成することができたと思います。しかし、販売見込みが甘かったので、それ以降はしっかりと検討するようになりました。 Q.学園での出店の際にどのようなことを工夫されましたか。 美味しいコーヒーを多くの人に提供したいと思い、3点を意識して取り組みました。 1つ目は、コーヒーの味を大きく左右する「豆選び」です。学園祭では、コロンビア産の「クレオパトラ」を使いました。この豆は、「酸味・コクのバランスがとれた万人受けする味」、そして「味がぶれにくい」という特徴があります。学生・保護者・地域の方々と幅広い層が購入くださることを考慮して、「クレオパトラ」を選びました。 2つ目は、「ハンドドリップで淹れる」ということです。紙のフィルターを使って、手作業でお湯を注いでコーヒーを作っていくため、1杯あたり約2~3分かかります。大量に作って提供することもできますが、「淹れたてのコーヒー」を味わってほしいという想いから、ハンドドリップにこだわりました。 最後は、「お客様との会話」です。コーヒーができるまでの時間を活用して、使用しているコーヒー豆の説明やRCSの活動紹介など、積極的に話しかけ会話を楽しみながら待っていただくようにしました。その結果、学園祭でRCSの活動を知った学生から「コーヒーが美味しかった」「楽しそうに活動していたので興味を持った」と連絡が入り、入部に繋がるという嬉しい出来事もありました。 Q.会長としての活動はいかがですか。 新しいサークルということもあり、面白そうなアイディアがあれば、「まずは実行してみる」ことを意識しています。 例えば、「RCS ONLINE WORKSPACE」という企画を今年8月から始めました。外出が制限され、一人の時間が増えるなか「どうしてもダラダラと過ごしてしまう」との声がサークル内にありました。そこで、コーヒーを片手に参加者で決まった時間に同時に取り組むことで、集中して勉強を進めようと企画しました。「コーヒー×時間を仲間と共有する」をコンセプトに「Zoom」でサークルのメンバーを繋ぎ、約3時間勉強に取り組みます。45分間集中して課題などに取り組み15分休憩を1セット、これを3回ほど繰り返します。また、必要に応じて「Zoom」のチャット機能を使って、参加者同士で質問をしたりすることもできるので、「先輩が後輩の学習をサポートする機会」にもなりました。1カ月間で約10回実施、毎回5名ほどの参加がありました。 参加者からは、「家では孤独だったが、この企画を通して人との繋がりを感じながら、集中して勉強に取り組めた」との声を聞くことができました。一見、コーヒーとは関係のない企画のように思われますが、「コーヒーを通じて繋がった仲間と時間を共有する」ことで、RCSの活動として、有意義な時間を提供できたと考えています。 Q.コーヒーの魅力について教えてください。 豆の種類・分量・器具など、無限にある組み合わせのなかで、「どうすれば最高の1杯を淹れることができるのか」を追求することに終わりはなく、その奥深さに魅力を感じています。また、同じ豆の種類・分量・器具を使っても自分以外の方に淹れてもらった方が何故か美味しく感じます。このような何とも言えない不思議なところもコーヒーの魅力の一つです。 Q.より美味しくコーヒーを味わうコツを教えてください。 「自分の好みに調整すること」です。ハンドドリップであれば「ペーパーフィルターの種類」「豆の量」「注湯量」「抽出時間」が味に大きく影響を与えます。例えば、「16倍レシピ」というものがあります。豆1gに対して、16mlのお湯を基準に「少し濃い味が好き」であれば「豆:お湯を1:14に調整する」など、自分の好みに合わせて工夫してみてはいかがでしょうか。 また、コーヒーと食べ物を合わせるフードペアリングもおすすめです。例えば「さっぱりとしたコーヒーとリンゴ・洋ナシ」「酸味のあるコーヒーとオレンジ」「濃いコーヒーとチョコレート」です。お互いが魅力を引き出し合うことで、より一層美味しく感じます。個人的に一番好きなフードペアリングは、「深煎りのコーヒーとビスコフ」です。ビスコフとは、シナモンの風味とカラメルの甘さが特徴のベルギー生まれのビスケットです。どっしりしたコーヒーの味にシナモンの香りが広がり、お互いの風味がより際立ちます。是非、試していただきたいです。 Q.経営学部での学びが、RCSで役立ったと感じることはありますか。 実家が農家なので、「ものを作って販売する」ということに興味があり、経営学部を選びました。RCS創部時のメンバー3名は全員経営学部ですので、イベントに出店する際は、「予算や売り上げ見込みから価格はこのくらいにしよう」と学部で学んだ知識を活かしています。実際に副会長の1名が簿記2級を持っているので、サークルの会計担当をしてもらっています。 また、コロナ禍で自分たちの今後の活動を見直す際には「SWOT分析」を使いました。これは、企業の「強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)」を分析するために使われる経営学では有名な手法の一つです。これをRCSに当てはめて、表にまとめることで、自分たちの置かれている現状を俯瞰して捉えることができ、今後の方針を考える際に役立ちました。 RCSは、まさに「経営学部で学んだことを活かすことができる“実践の場”」になっています。 Q.RCSの今後の展望について教えてください。 Zoomを活用したオンラインセミナーを今後も開催していきたいと考えています。今年7月と8月にコーヒーショップでアルバイトをしているメンバーが業務内容・やりがいなどを語るイベントを実施しました。イベント参加をきっかけにコーヒーショップでアルバイトを始めた方もいらっしゃったので、第3弾も実施したいと考えています。 また、サークルの一体感をもっと出していきたいと考え、ユニフォーム(エプロン)を作成しようと計画中です。今後、イベントなどで出店する機会があれば、お揃いのエプロンを着用してコーヒーを販売する予定です。 そして、「RCSオリジナルブレンド」を是非作ってみたいと思っています。最近、独学ではありますが、豆の焙煎方法を勉強しています。その知識も活かして、いつかサークルのオリジナルブレンドを販売したいですね。 Q.山本さんの将来の夢について教えてください。 「自分でカフェを経営すること」です。卒業後すぐにということではありませんが、大好きなコーヒーを多くの方々に提供したいと考えています。これまでの活動を通して、「コーヒーには人と人を繋ぐ不思議な力がある」と感じています。コーヒー豆を仕入れている茨木のカフェ「Gallery×Cafe GACA」は、部員の1人がこの店の常連だったことがきっかけでマスターと知り合い、今ではイベントで出店する際には必ずお世話になっています。学園祭での出店後、マスターから「RCSがここで仕入れていると聞いて、豆を買いに来てくれたお客様が何名かいらっしゃったよ」と嬉しそうに話してくださったこともありました。 また、昨年12月、京都市北青少年活動センターで開催された「北コミまつり」に出店した時には、「Gallery×Cafe GACA」でこのイベントを知って、大阪から京都までわざわざ来てくださったお客様もいました。自分でカフェを経営する時も、人と人の輪が広がっていくような、そんな場所を提供したいと考えています。 ~~~ 今回も「Zoom」でお話を伺いました。 高校3年生の時、文化祭で取り組んだ演劇発表において、文化委員としてクラスをまとめ、11組のなかで見事優勝。「人と協力しながら、企画を練り、実行することの楽しさ」を経験したことが、RCSの活動を始めるきっかけの1つとなったそうです。 インタビュー中、「新しいことに挑戦していきたい」と目を輝かせながら、熱く語ってくれた姿が印象的でした。「RCSオリジナルブレンド」が完成したら、是非味わってみたいです。 |
▼▼編集後記▼▼ 今回は、立命館大学サッカー部監督・米田隆さん(経営学部1992年卒・兵庫県出身)をご紹介します。9月12日(土)、「2020年度 第98回 関西学生サッカーリーグ(後期リーグ)」が開幕しました。コロナ禍での練習方法や選手の様子などについてうかがいました。 ??? 新型コロナウイルス感染症の影響により、クラブ活動も一時自粛となりました。選手自身も今後に対する不安、モチベーションや帰属意識の低下もあるのではないかと考えていました。しかし、キャプテンの呼びかけでZoomを使ったトレーニングを行ない、4回生が中心となり様々なテーマのミーティングを開催してくれました。特に3・4回生にとっては、思い描いていた日々ではなかったと思いますが、「自ら考え、成長できる時間にしたい」という強い思いが伝わってきました。また、4?6月にかけて、立命館大学学生部長をはじめスポーツ強化オフィスの職員の方々が各体育会クラブ幹部と直接話し合いをする機会を持ってくださいました。「練習が再開したときはどうするのか」「今、何をしなければいけないのか」を学生一人ひとりに問い、手指消毒の徹底や不要不急の外出をしないなど、じっくりとサッカーと向き合う環境作りが行なわれました。まさに、立命館大学サッカー部が掲げる「自ら考えて行動できる」学生に成長している時間になったと感じています。 9月12日(土)から、「関西学生サッカーリーグ」や「Iリーグ(B・Cの公式戦)」がスタートしました。無観客の試合ですが、選手たちがとても楽しそうにプレーしていたことが印象的でした。監督としても嬉しかったですね。私たちのチームは「流れるようなプレー」が特徴です。開幕戦での選手たちの活き活きとしたプレーは、一生忘れられない気がします。 私自身、大学を卒業する頃にはサッカー部の監督になるなんて夢にも思っていませんでした。しかし、ご縁があり、母校で監督をさせてもらっている以上、私自身も変化し続けなければいけないと感じています。今、サッカーができることに心から感謝し、「日本一」を目指していきます。 コロナ禍でも120名の部員を見守りつづけ、選手と向き合ってきた米田監督。「練習が再開したとき驚いたのは、想像以上に身体が動いていて、すごくいい状態の選手が多かったことです」と話してくださいました。関西学生リーグでの選手たちの活躍がますます楽しみになりました。 (立命館CLUB事務局) |
▼▼第191号読者プレゼント▼▼ 今回は、「立命館オリジナルマグカップ」を3名様にプレゼントします。 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。<応募締切:10/5(月)> 【携帯電話の方はコチラ】 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、 立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp) 応募必要事項 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想: (5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否 (否の場合はイニシャルで表記いたします。 ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。) ▼第190号読プレ当選発表▼ 多数のご応募ありがとうございました。190号の読者プレゼント(明豊高校野球部監督・川崎絢平さん(産業社会学部2004年卒)の著書『柔軟力』と立命館オリジナル 木製しおり)の当選者発表です。 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。 ・A.O.さん(滋賀県)・ゆーみんさん(長崎県)・レオンさん(静岡県) 次回のご応募もお待ちしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次回配信予定は10月9日(金)です。お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆バックナンバー https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/ ◆立命館CLUBホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/ ◆立命館大学ホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/ ◆配信先の変更・解除 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a849c83c0a4b477a2a6d631dde627b21 [注意] ※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。 ご了承ください。 ※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい て、立命館大学では一切の責任を持ちません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局 ■■ 〒604-8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 ■■ TEL:075-813-8118 ■■ FAX:075-813-8119 ■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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