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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼ ─────────────────────────────────────── 全国各地で感染者が確認され、イベント・大会の中止や順延が相次いでいます。 ご案内できるイベントがなく、申し訳ございません。 新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息し、皆様にイベントのお知らせができるように願っています。 |
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▼▼輝く学生インタビュー▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第172回 輝く学生インタビュー 新入生代表挨拶特集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、立命館大学に入学されたばかりの島北千代音さん(映像学部)、川井雄人さん(総合心理学部)です。新入生代表として入学式で挨拶された際の内容全文をお届けします! ◆島北千代音さん(映像学部)の挨拶全文◆ 本日は入学式を迎えることができ、心から嬉しく思います。昨年は、新型コロナ感染症の影響でそれまでの日常が一変し、先の見えない生活で不安の多い一年でした。そのような中でも私達が入学式を迎えることができたのは、私達を支えて下さった方々のお陰です。心より感謝申し上げます。 今日、この場に集っております私達はそれぞれの夢と、それを叶えようという熱意を胸に、これから始まる大学生活に期待を膨らませています。各々の興味の向かうところは様々ですが、大学生活では何かに挑戦する度に協力しあい、影響を与えあうことになるでしょう。 私は映画について学びたいと思っています。映画に興味を持つようになったきっかけは、私が小学生の時に世界中で大ヒットした映画『アナと雪の女王』です。あの頃、世界中の人々が映画を通して一つの希望を経験し、幸せを共有することができました。映画の持つ力の大きさを知ったあの時、私もこの映画を製作した人達のように、世界に魔法をかけられたら、と思いました。しかし、映画に関して何の知識も技術も持っていなかったので、ただただ理想を思い描くことしかできない自分に、悔しさにも似た感情を味わったことを覚えています。 つい最近では、映画『鬼滅の刃 無限列車編』が大ヒットし、今や煉獄杏寿郎らはキャラクターの域を超え、全国の子ども達の憧れの存在となっています。彼らの愛され様は規格外で、私が映画館に行った時にはエンディングのところで、後方から何人もの泣き声が聞こえてきた程でした。この作品をきっかけに、アニメや映画の仕事に興味を持った子ども達も沢山いることでしょう。映画に加えて、インターネット上では『鬼滅の刃』の絵コンテが公開されていました。人の手によって描かれたキャラクターや、その物語の世界が生き生きと躍動し始めるまでの工程は、冬の間眠っていた蕾のジワジワと花開く様子に似ている気がして、圧倒的な感動がありました。「私の夢はたくさんの人に夢や希望を与える、そんな映画を将来作りたい」という小学生の時に感じた気持ちを思い出すことができました。そして今その為の第一歩を踏み出そうとしていると思うと感無量です。 最後に、私が大切にしている言葉を一つ紹介させていただきます。中学校の先生に教えていただいて以来、私の座右の銘となっています。「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」。これから先、夢に向かって努力する上で、辛いことや苦しいことが沢山あると思います。それでも、本気で夢を叶えたいなら、諦めずに前を向いて、一歩一歩着実に進んでいくしかありません。しかし、私達は幸運なことに、出会うことができました。それは、自分と同じように、夢に向かってひた走る意欲に燃える人たち、同じような夢を胸に抱く人たちとの出会いです。努力をする中で、1人では抜け出せるか不安になるような深い闇に迷い込むこともあると思います。しかし、仲間が一緒だとその闇の中でもがくこと自体が、後の宝物になるでしょう。 いつか、あの時頑張って良かったと笑える日が来るように、失敗を恐れず何事にも挑戦し、そして私達に夢を追うチャンスを与えてくださった周りの方々の支えと恵まれた環境への感謝の気持ちを忘れず、有意義な大学生活を送ることを誓います。 ◆川井雄人さん(総合心理学部)の挨拶全文◆ 本日は私たち、新入生のために、このような素晴らしい入学式を挙行していただきまして、誠にありがとうございます。様々な苦難が続く中で、私たちの入学を祝福しようとオンラインで見守っているご家族の皆様をはじめ、ご支援いただいたすべての方々に心より感謝いたします。 私たち、新入生は、この日を迎えられた喜びと、これからの大学生活への希望と興奮でいっぱいです。 私は、高校3年間をオーストラリアのメルボルンという町で過ごしました。メルボルンは、多くの文化・民族が集まる、多様性あふれる都市です。 この海外留学を通して、私は、様々なチャレンジをし、多くの経験を積む事ができました。それらの経験を通して、多くの人々と触れ合いながら、人の心を科学的に研究する心理学の面白さに気づくことが出来ました。もちろん、留学当初は、視覚に障がいがある事や、言語の壁によって、先生やクラスメイトの会話に付いていく事が困難で、毎日が苦労の連続でした。特に、誰一人現地の知り合いがいない中で、まったく新しい英語の数学点字を1から習得しなければならなかった際には、何から始めれば良いのか分からず、途方にくれました。 しかし、あきらめずに、分からないながらも、積極的に教科書を読み込んだり、専門機関に連絡を取って質問などを行いました。その結果、言語運用スキルだけでなく、多くの人との繋がりを得る事が出来ました。今では、その人たちとの繋がりは、私のかけがえの無い宝物になっています。 私はこの、あきらめずに一歩一歩取り組んでいく姿勢をこの大学生活でも大切に、お互いに助け合える仲間をより多く作りたいと考えます。最初から無理だと思わず、自分の出来る方法を時間を掛けて探していくことで、充実した大学生活をおくれるように努力していきます。 現在では、様々な理由から人と人とのつながりが少なくなり、個々の心理的、行動的変化が生まれています。そんな、今を生きる私たちは、今までに学んだ知識を最大限使って、研究対象を総合的に知る事が大切です。 そのためには、日本国内だけで無く、海外の実情も見つめながら、柔軟に思考する事が求められます。 私はこの4年間で、子供の発達について、生理学的・心理学的の両方から総合的に勉強し、公認心理士を目指します。そして、将来、私と同じく障がいを持ちながらチャレンジをする 子供たちの手助けをしたいと考えます。現在の日本では、直接的な障がい差別を受ける事は少ないものの、周囲の固定概念によって、チャレンジをする機会が制限されがちだと考えます。こういった問題を取り扱うには、私が、メルボルンのような、「多様性を認め合う社会」で体験して学んだ事が、最大限役立てられると確信しています。 最後になりましたが、私たちが今日、各々の挑戦を乗り越え、ここにたどり着けたのは先生方や両親、友人など、多くの方の支えがあったからです。心からの感謝を胸に、それぞれの夢に向かって、精一杯大学での学びに取り組むことをここに誓います。 ~~~ いかがでしたでしょうか。 凛とした姿で代表挨拶の大役を務められたお二人。 立命館大学のYouTubeチャンネルでは、島北さんや川井さんはじめ12名の新入生代表挨拶含む入学式当日の様子を動画で配信しています。是非ご覧ください。 立命館大学 YouTubeチャンネル≫ |
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▼▼編集後記▼▼ 今回は、一谷奈歩さん(産業社会学部2016年卒・京都府出身)をご紹介します。立命館大学では体育会女子ホッケー部主将を務められ、現在もソニーHC BRAVIA Ladiesで活躍されています。「東京2020オリンピック」聖火リレーに参加された時のお話やこれからの目標についてうかがいました。 ~~~ ホッケーをしていた2人の兄から影響を受け、小学1年生からホッケーを始めました。立命館大学卒業後は、「ソニーHC BRAVIA Ladies」に所属、国内主要4大会全てでの優勝を目指し、日々練習に取り組んでいます。4月4日(日)、ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の候補選手として、私含め10名で「東京2020オリンピック」聖火リレーに参加しました。岐阜県各務原市にある所属チームの活動拠点「川崎重工ホッケースタジアム」を走りました。 一番印象に残っているのは、私たちの前走者で2016年のリオオリンピックのホッケー女子日本代表主将を務められた中川未由希さんから聖火を引き継いだことです。2017年に引退されましたが、所属チームで一緒にプレーした尊敬する先輩ということもあり、「聖火」とともに「リオから東京」そして、「先輩から私たち」へという様々な想いが受け継がれた瞬間のように感じ、「より一層身を引き締めて練習に取り組んでいこう」と思いました。 聖火ランナーとして走った姿をライブ配信やニュースを通して見てくれた友人・中学時代の恩師・大学時代にお世話になったトレーナーの方、実際に現地で見届けてくれた両親から「いよいよオリンピックが始まるんだね」「ワクワクした」といった言葉をもらいました。私自身も「ついにオリンピック開催が近づいてきた」と実感する機会になりました。 今年は、ホッケー含めスポーツの楽しさ・素晴らしさを多くの方々に知っていただくことができる絶好の機会だと考えています。ホッケー女子日本代表としては、オリンピックでメダル獲得を目指して頑張りたいと思います。結果を残すことで、ホッケーを多くの方々に知っていただければ嬉しいですね。 また、所属しているチームにおいては、昨年開催された国内主要3大会全てで準優勝でした。今年こそは4冠を達成したいと思います。 この数年でチーム内でも後輩が多くなりました。「自分が活躍すること」に加えて、「チーム全体を俯瞰的に見て、行動する」ようになりました。例えば、「後輩が困っていれば、寄り添って一緒に悩みを聞いてアドバイスをする」「しっかりと練習に取り組む姿勢を見せる」、一つひとつのことを大切にして、チームに良い影響を与えていきたいと思います。 まだ先の話ではありますが、現役引退後もホッケーに関わり続けたいと考えています。ホッケーを通して、選手としてはもちろん、「努力することの大切さ」「チームプレーの楽しさや難しさ」など、たくさんのことを学ぶことができ、人として成長することができました。この経験を多くの子どもたちとも共有したいと思っています。 ~~~ これまでのホッケー人生のなかで一番嬉しかったことは、大学4回生時の「全日本学生ホッケー選手権大会優勝」だそうです。「学生スポーツって、本当にいいですね」と話される一谷さんの声からは、電話越しではありますが、当時のことを懐かしく思い出されている様子がひしひしと伝わってきました。これからも一谷さんの活躍から目が離せません。 (立命館CLUB事務局) |
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▼▼第203号読者プレゼント▼▼ 今回は、「立命館グッズ アルミボールペン エンジ・シルバーのセット」を5名様にプレゼントします。 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。 <応募締切:4/19(月)> 【携帯電話の方はコチラ】 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、 立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp) 応募必要事項 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想: (5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否 (否の場合はイニシャルで表記いたします。 ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。) ▼第202号読プレ当選発表▼ 多数のご応募ありがとうございました。202号の読者プレゼント当選者の発表です。 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。 ・K.K.さん(兵庫県)・N.O.さん(滋賀県)・M.Nさん(千葉県)・mizuさん(徳島県)・N.A.さん(北海道) 次回のご応募もお待ちしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次回配信予定は4月23日(金)です。お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆バックナンバー https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/ ◆立命館CLUBホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/ ◆立命館大学ホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/ ◆配信先の変更・解除 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a849c83c0a4b477a2a6d631dde627b21 [注意] ※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。 ご了承ください。 ※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい て、立命館大学では一切の責任を持ちません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局 ■■ 〒604-8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 ■■ TEL:075-813-8118 ■■ FAX:075-813-8119 ■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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