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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼

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【1】[@大阪][無料][申込不要]
ラグビー部「2022関西セブンズフェスティバル」
通常のラグビーは15人ですが、セブンズは7人で競技します。セブンズの魅力は何といってもスピード感です!
広いフィールドを少ない人数でカバーするため、選手の個人技が楽しめます。

[日 程]4月17日(日)11:00~ 初戦・天理大学戦
[場 所]東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1丁目1-1)
[入場料]無料
[その他]トーナメント方式のため、2戦目以降の開始時間は天理大学戦の結果によって
     異なります。詳細については、特設サイトをご覧ください。

「2022関西セブンズフェスティバル」特設サイトはコチラ≫


▼▼輝く学生インタビュー▼▼

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 第192回 輝く学生インタビュー
               新入生代表挨拶特集                            
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、立命館大学に入学されたばかりの所川彩希さん(経営学部)松田佳乃子さん(理工学部)です。新入生代表として入学式で挨拶された際の内容全文をお届けします!

◆所川彩希さん(経営学部)の挨拶全文◆

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2022年度、新入生を代表してご挨拶申し上げます。昨年度に引き続き、新型コロナウイルスが今なお猛威をふるう中、私たち新入生のためにこのような素晴らしい入学式を挙式してくださったこと、心より深く御礼申し上げます。本日、立命館大学の一員となる日を迎えられたことを大変嬉しく思っています。そして今私たちは新たに大学生活が始まることへの希望で満ち溢れています。

私の大学進学にあたっての目標は、将来グローバル社会で活躍できるような人になる、という事です。
私は高校生の時、海外留学を経験し、世界は自分の知らないことで溢れていることを実感しました。この留学がきっかけとなりもっともっと新しいことを知り、自分の視野を広げていきたいと思うようになりました。
同じく高校生の時、廃棄野菜を活用した商品を企画・販売する実習に参加しました。この実習に楽しさとやりがいを感じ、経営学、特にマーケティング分野に興味を持ちました。

これらの経験から世界規模の企業が、商品やサービスをどのように生み出し、大きく躍進を遂げたのか、国際的な視点で経営学を学んでみたいと思い経営学部国際経営学科への進学を決めました。

私は進学後、経営学部独自の留学プログラムBSAに積極的に参加し、海外留学、そして海外でのインターンシップに挑戦していきたいと考えています。
BSAプログラムに参加することで、自分とは異なるバックグラウンドを持った世界の人々と経営について学びを深め、ともに働くことで、グローバルな視野を広げながら、英語でのコミュニケーション能力を高め、グローバル社会で必要とされるビジネスの知識を培っていきたいです。

私にはこれからの大学生活の全てにおいて大切にしていきたいと思っていることがあります。
それは「人との出会い」です。
現在新型コロナウイルスの影響によりオンラインツールが多く活用されており、人と直接関わる機会が減少しています。世界には約78億人の人々がいますが、私たちが人生の中で出会える人はたった一握りです。
だからこそ、同級生や先生方、先輩、後輩など、大学生活における出会いを大切にし、積極的に関わっていきたいと考えています。こうしてコミュニティーの輪を広げていくことで、自分とは違った視点を持った人や、自分に新たな可能性をもたらしてくれる人と出会える機会を増やしていきたいです。
今は日本と世界の国々の交流が制限されてしまっていますが、私たちの在学中にはきっと人類はこの新型ウイルスに打ち勝つことができると信じています。
その時に、たくさんある日本独自の素晴らしい魅力を世界中の人に伝えていけるようなビジネスに携わっていきながら、世界各国と日本がつながりをさらに深めていく一助に自分がなっているよう、何事にも挑戦する姿勢を忘れず、自分の可能性を広げていきたいです。

このような目標や夢を持たせてくれる立命館大学で学ぶことができることに感謝し、その達成に向けて精一杯の努力をしていくことをお誓いして、新入生代表の挨拶とさせていただきます。

◆松田佳乃子さん(理工学部)の挨拶全文◆
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陽春の候、春爛漫の季節を迎えたこの四月、立命館大学に入学できますことをうれしく思うとともに、新入生代表としてご挨拶申し上げます。
コロナウイルスの蔓延が始まってもうすでに二年程の月日が経ちましたが、未だにおさまる気配はございません。そんな状況の中、私たち新入生一同がこうして沢山の人に祝われこの場に集まれたことに深く感謝いたします。

新入生代表の挨拶のお願いをお受けしたとき、私はこのような場所でなにを話せば良いのかわかりませんでした。ですが、ここにいる皆に共通していることははっきりとわかりました。それは皆何か目的を持って立命館大学でこれから先の4年間に挑もうとしているということです。四年または大学院へ進めば六年という時間は皆さんにとって長いものでしょうか、短いものでしょうか。私は短いと感じます。私の中学生、高校生の六年間という日々はあっという間に過ぎ去っていきました。入学し、卒業まであと三年もある、と思っていたらあっという間に時間はすぎてしまい卒業しました。きっと大学での生活も泣いて、笑って、もがいているうちに終わってしまうのではないかと思います。そんな期間を皆さんはどのような目標を持って過ごされますか。どのような目的を持って今、入学されましたか。夢を叶えたい、経験を積みたい、大学生活を最高の思い出にしたい、どんなに小さい目標でもかまいません。あなたが立命館大学でなにを見つけたいと思い、学びたいのかを明確にし、何か私たちの人生にプラスになるものを見つけ、共に学んでいきましょう。
よく、“あなたの夢はなんですか”と問われます。そのとき私はいつも“人の役に立つ仕事がしたいです”と曖昧に答えます。本当になりたいものになれる自信がなく、口に出すことが怖いからです。なので私の目標は“自分の夢を口に出せるぐらい自信をつけること”です。能力や精神、あらゆる側面において自分の自信に磨きをかけていきます。ゴールを見失わなければこの先私たちが出会うどんなに辛くて長い時間も実りあるものになると思います。

私が高校の先生に教えていただいた言葉があります。“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”有名な言葉なので知っている方も多いかもしれません。これはAppleの創業者スティーブ・ジョブズがアメリカのスタンフォード大学の卒業式で述べた言葉の一節です。「将来なにが起こるかを考えて点と点をつなぎ合わせることはできません。ですが、過去を振り返って点と点をつなげることはできる。だから今してることこれからすることがいつか点となって繋がると信じるしかない」という意味です。私たちはこれからつまらないと思ったり、めんどくさいと思うことが多々あると思います。逆にただ自分が好きだから熱心に行っていることもあるでしょう。そういったなんとなくで始めたものがいつか自分の役に立つ時が来るかもしれません。私はそう信じて挑戦をしてきました。そしてこれからも挑戦の精神を忘れずに日々努力していきます。

今、ここからまた始まる新しい生活の中でも、家族、友人、先生方をはじめ、私たちをこれまで支えてくださった多くの皆様、そしてこれからお世話になる皆様への感謝を忘れず精進して参りたいと思います。以上を持ちまして新入生代表の挨拶とさせて頂きます。

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凛とした表情で代表挨拶の大役を務められたお二人。挨拶文を改めて拝見し、職員としても身が引き締まりました。新入生の皆さまが、実り多き大学生活を過ごされることを願っています。
所川さんや松田さんはじめ4名の新入生代表挨拶含む入学式当日の様子を動画で配信しています。是非ご覧ください。

2022年度立命館大学・大学院入学式 動画配信ページはコチラ≫


▼▼編集後記▼▼

今回は、佐藤薫乃さん(文学部2021年卒・岩手県出身)をご紹介します。佐藤さんの作品『備忘六』が「第3回京都文学賞」一般部門・最優秀賞に選ばれました。京都文学賞は京都を題材とした小説が対象で、京都市・京都新聞・一般社団法人京都出版文化協会などが中心となって2019年に創設されました。応募総数218件のなかから、見事最優秀賞に輝いた佐藤さんにお話を伺いました。
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京都文学賞の表彰式の様子(左:門川大作・京都市長、右:佐藤さん)

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『備忘六』は、人生に疲れた主人公・小日向が妖怪の住む「永遠に夜の京都」を彷徨う物語です。
小説の始まりは二条城。大学時代、円町に住んでいたこともあり、散歩もかねて二条城には毎日といっていいほど、よく訪れていました。そのため、自然と書き出しは二条城になりました。
また、衣笠キャンパスまでの通学路に「妖怪ストリート」がありました。これは大将軍商店街を盛り上げるための企画で、商店街のいたるところに妖怪の置物を飾ったりしていて、風情もあり印象に残っていました。そこから、小説に妖怪を登場させようという発想にいたりました。

小説を書き始めたきっかけは、高校1年生の時に文芸部に入部したことです。高校3年生の時には「全国高等学校文芸コンクール」で小説部門最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞しました。大学入学後も小説を書き続け、「学生時代の取り組みの成果を出しきって、次のステージに進みたい」と、2021年9月に京都文学賞へ応募しました。最優秀賞をいただけるとは思ってもいなかったものの、「留年したり、就職活動で苦労した学生時代だったので、最優秀賞をとりたい。もう頼む!」と、祈るような気持ちで結果を待っていました。
2022年2月下旬、最終結果はメールで届きました。最優秀賞と知った瞬間、既に大学は卒業していましたが「これでようやく学生時代に区切りがついて次に進める」と、ホッとした気持ちと達成感、そして嬉しさが同時に湧き上がってきました。
受賞後、両親や親戚、母校の岩手県立盛岡第三高校からもお祝いの言葉をいただき、「最優秀賞受賞」の重みを改めて実感しました。ゼミでお世話になった西岡亜紀先生も「本当によかったね!」と喜んでくださり、とても嬉しかったです。

大学時代は、演劇サークル「月光斜」に所属していました。小説とは異なり、演劇は周りと協力しながら1つの作品を作り上げていきます。そのような経験を通して、人として成長できたと思います。
また、演劇では「場の空気」「観客の視点」を意識しながら作り上げる必要があります。脚本や演出などを担当するなかで、文章以外の表現を学ぶことができました。「読者の視点は今どこにあるのか」「作中の時間の流れ」「会話の間」を小説で表現するにあたり、月光斜での経験を活かすことができ、今回の受賞に繋がったと考えています。
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大学時代は月光斜に所属(写真最前列、左から3番目:佐藤さん)

今後は、働きながら趣味として自分の書きたい小説を書き続けたいと思っています。小説を書くことは簡単ではありません。自然と内容が湧き上がってくるといったこともなく、全力で絞り出して、話の辻褄を合わせて…と苦労しながら取り組んでいます。時として、想像もしていなかった出来事が原稿のなかで起こり、登場人物の人生が勝手に転がっていくことがあります。まるで「自分ではない“誰か”が作っているところを見ているような感覚」、想定外のことが起こる瞬間を目撃することもあります。それが本当に面白くて、小説を書くことはやめられません。

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流れるように言葉を紡がれ、どんな質問に対しても丁寧に答えてくださった佐藤さん。インタビューの最後に「佐藤さんにとって“小説を書くこと”とは?」と尋ねた時のこと。顔がほころび、「信じられないくらい楽しいんです!」と目を輝かせながら話してくださった姿が印象的でした。現在、『備忘六』は出版に向けて調整中とのこと。一日でも早く読みたいですね。

(立命館CLUB事務局)




▼▼第224号読者プレゼント▼▼

今回は、「立命館グッズ クルトガシャープペンシル」5名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:4/18(月)>

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第223号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。223号の読者プレゼント(「立命館オリジナルブックカバー」)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・なか爺さん(福井県)・H.K.さん(広島県)・牟田口和幸さん(福岡県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回配信予定は4月22日(金)です。お楽しみに。
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