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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼ ▼ 【1】[@京都][有料][申込不要] 立命館大学交響楽団 「フェアウェルコンサート2025」 [日 時]2月28日(金) [場 所]立命館いばらきフューチャープラザ 2Fグランドホール [入場料]前売1,500円 当日2,000円 [その他]https://www.ruso60.com/ 【2】[@大阪] 陸上競技部「第5回全国大学対校男女混合駅伝競走大会」 [日 時]2月16日(日)12 時 10 分スタート [場 所]ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コース 全長 20km [入場料]なし [その他]関西テレビ、フジテレビの地上波にて生中継されます。 詳細はコチラ≫ 【3】[@香川] 男子陸上競技部 「第 28 回日本学生ハーフマラソン選手権大会」 [お勧めポイント]全国の強豪大学から300名以上の選手が集まり、学生日本一を懸けて一斉に丸亀市を駆け抜けます。ご声援の程よろしくお願いいたします。(男子陸上競技部 倉本主務) [日 時]2月2日(日) 10時35分スタート [場 所]香川県立丸亀競技場付属ハーフマラソンコース [入場料]なし |
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▼▼第229回輝く学生インタビュー ▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ー失くしたものが見つかる社会の実現に向けてー 学生団体Okaery 林直輝さん(理工学部3回生) 遠山廉さん(経営学部4回生) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 遠山さん 林さん Q.Okaeryの活動について教えてください。 (林)私自身、落し物がすごく多いんです(笑)。あと今日は来ていないメンバーの島君がフィットネスジムでアルバイトをしているんですが、ジムは落とし物が非常に多いらしく、その記録が大変、且つその管理は今でも紙ベースだったりする状況を聞いて、この現状を最新のAIを使ったシステムを構築して効率化できれば、と考えてプロジェクトを立ち上げました。一言で言うと、「AIの力を使って落とし物を持ち主のもとに返す」ことを目指しています。 まず、実態を調べるために、立命館のキャンパスインフォメーションを含めた30件を超える様々な施設に、落し物の管理にどんな手間がかかっているのか、どれくらいの返却率なのか等をヒアリングしました。その結果、実際に2割程度しか落とし主に返却されていない、言い換えると落とし主に返らなかった8割も善意の誰かに拾われてはいるんですよね。そこに日本の治安の良さ、社会規範の高さが出ていると思うんですが、それが報われていない現状がわかりました。 僕たちは、その理由として「電話するのが面倒臭い」や「どこで落としたかわからない」などのちょっとした煩わしさが原因で「探さなかった」ことに有ると考えて、この辺りの課題を解決しようとプロジェクトをスタートしました。これまでは各施設で管理していた落とし物を共通のプラットフォームで管理することで、「どこで落としたかわからない時でも探せる」、例えば忘れ物をした日の行動が「今日はJRに乗って茨木に行ってOICで授業を受けて、そのあとイオンに寄って帰った」だとした時、その施設に共通のサービスが入っていれば、それぞれの施設に電話しなくても探せる、具体的には僕たちが開発した『Atta!』をそのサービスにしようと頑張っています。Atta!に申請してAIの力を使う事で落とし主にとって大幅に手間が省けるわけです。これによって、今までなら「面倒臭い」「どうせ見つからない」といった理由で諦めていた人も、「一回申請を送ってみよう」となるんではないかと、そして、実際には誰かに善意によって拾われている8割の落し物が落とし主に返る、そんな未来を作りたいと考えて活動をしています。 Q.現時点で皆さんの活動はどんなフェーズでしょうか? Q.このサービスについて技術面から教えてください。 Q.メンバーそれぞれの役割を教えてください。 大きく事業開発と技術開発に分かれています。クォンウソブとサポートの外部の方が技術開発を担っていて、残りの3名で広報やヒアリング、実証実験の準備、ビジネスコンテストへの出場やそれに伴う諸々を行っています。メンバー全員が集まって作業をする機会は殆ど無く、単独での作業や二人ずつなどが多いですね。例えば今日、私達2人はここにいますが、ショッピングモールにヒアリングに行っているメンバーもいたりなど。なので4人で揃って写真に写ったりすることが無いのが最近の悩みだったりします 笑。 Q.先行他社との住み分け、あるいは他の学生ベンチャーでも同様のことを目指しているチームもあるかと思いますが、どのように差別化を図る予定でしょうか? 正直、難しいところです。。このサービスは既存技術の組み合わせですし、ぶっちゃけて言うと、「大学生でもマネできてしまうサービス」なんです。同様のサービスで現在唯一成功しているベンチャーがあり、テレビ番組にも取り上げられれています。ただ、全国的に普及しているかと言うとそんな訳ではなく、少なくとも関西ではまだ馴染みがありません。 何せ日本中に何万、何十万という施設があるわけなので、一社だけでのカバーは不可能だと考えています。現在先行するベンチャーは鉄道会社を起点に拡大されていますが、われわれはそれ以外のところ、イベント会場、ショッピングモール、テーマパークetc.など、「住み分け」的にまだ導入が進んでいないエリア・種別にアタックしようと考えています。一社でも成功の事例がある、これはイコール需要があることだと思っています。逆にこれだけ需要があるのにまだ一社しか事業化出来ていないという現状は、まさにブルーオーシャンであり、大チャンスとポジティブに考えています。 Q.大学をプラットフォームとしていること、そしてビジネスの拡大についてお考えを教えてください。 大学だけでも国内に数百あるわけですし、どの大学もIT化には意欲的に取り組んでおられます。立命館大学での導入で実績を積むことができれば、そのノウハウを他大学の導入時にも活かすことができるという点は僕たちの強みだと理解しています。現在はOICでのみ実証実験を行っていますが、BKCでの実証実験についても話を進めていく予定にしています。 似たような先行サービスが存在し、さらに今後われわれのような学生ベンチャー含めて競合相手が参入してくることを考えると、「広め方」が重要だと感じています。僕自身ショッピングモールで働いていたことがあって、ルールでは落とし物を見つけたらすぐにインフォメーションに届けないといけないのですが、実際はワンオペの時間も有ってそんな余裕は無いですし、落とし物対応は1日の最後になっていました。さらに未だに多くのショッピングモールでは落とし物管理が紙だったりします。。そうなると、例えば落とし主がその日のうちに「落とし物有りませんか?」とインフォメーションを訪ねても挙がってきていないですし、ショッピングモールに1泊する人もいないですから(笑)、結局は後日に電話か訪問となって、そうなると面倒くさいから結局連絡しなくなって、、、と。こんな現状が、Atta!を導入することで、落とし物が出たタイミングで店舗の裏で写真だけ取って登録すれば良いだけなので、ほぼリアルタイムに落とし主のサーチの網にかかりますし、良いことづくめですよね。 Q.遠くない将来に、こういったサービスの存在はわれわれ一般ユーザーが知ることになるかと思いますが、どの施設がどのプラットフォームを使っているかは分からないですよね?そのあたりは、これからどう便利になっていくのでしょうか? ひとつのプラットフォームで全国すべてをカバーするのが理想だと思いますが、現状ではそれぞれが競争相手、さらには違うタイプのサービスも出て来るでしょうし、そもそも施設が自社で開発されているケースも有ります。これを解決するには、まずは地域・エリア毎の共通のデータベース構築が最優先になるかと思います。自社で開発されている企業とはデータの連携だけを行う、これによってその会社への問い合わせが劇的に減るなどのメリットを提示して連携に繋げる等の方法は可能かと考えています。 Q.Atta!について、これからの予定をお教えください。 将来的には海外展開も検討しています。日本と同様あるいは日本以上に「落とし物が見つかる」国も存在しています、例えば北欧諸国がそうです。また前提条件として「鉄道が発達している」が挙げられます。車での移動が中心だとそもそも忘れ物の絶対数が減るので、日本と同様に鉄道網が発達しているヨーロッパ、韓国などに可能性があるかなと考えています。 あとは、訪日外国人の体験を重視したいなと。大阪・京都はご存じの通り外国人観光客が大変多い地域です。日本で何か大事なものを失くした時にAtta!を使ってすぐに見つかった経験を国に持って帰ってもらいたい、そのことが回りまわって、われわれが海外進出するときのプラスになればなと思っています。 Q.ご自身の将来的な展望を教えてください。また、この活動を通じて、またご自身として、どんな自分になりたいか、どんな社会を実現したいかなどが有ればお願いします。 (林)まだ何とも言えないんですが、大学院進学を考えていて、社会に出るまで3年強の猶予があるので、それまでにこのAtta!を軌道に乗せたいですし、本当に順調にいけばこの活動一本でいきたいとは思っています。 (遠山)僕はこの活動では「勉強させてもらっている立場」、具体的には0から1を産み出す事業立案を体験したいという思いで参加して、実際に様々なことを学べたこともあるので、ベンチャー界隈で飯を食っていくのではなく、就職先、飲料メーカーに就職するのですが、そこでこの経験を活かしていきたいなと考えています。 (遠山)どんな自分になりたいかについて、抽象的にはなるんですが、僕は人と人を繋ぐ事に重点を置いているので、「親切心」をベースに成り立っているこのサービスを一層促進させる事が使命だと思っています。就職後も飲料の提供を通じて人と人をより広く深く繋げられたらと考えています。 (林)すごく端的なんですが、自分が無くしたものが見つかる社会、みんなが無くしたものが見つかる社会が実現出来たらと考えています。自分がどうなりたいかという点では、「新しい技術で物事が効率化出来たら、みんなが楽に便利になったら」と考えています。最新の技術を使ったサービスを通して、みんなの苦労が楽になるように貢献できれば、本当に嬉しいし楽しいなと思うので、そんな取り組みを行い続ける自分でありたいなと考えています。 |
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▼▼第264号読者プレゼント▼▼ 好評につき、今月も「立命館オリジナルお箸第二弾」を3名様にプレゼントします! なお、先ほどまで、プレゼント「立命館オリジナルレターセット&一筆箋」にしておりましたが、来月に予定しております。 楽しみにお待ちください。 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします <応募締切:2/24(月)> 【パソコンの方はコチラ】 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c4828b83b7298508e5197dc24b61ce 【携帯電話の方はコチラ】 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekbt-021bc76cab8b8dee6fb681ad47bb33dc ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、 立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp) 応募必要事項 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想: (5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否 (否の場合はイニシャルで表記いたします。 ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。) |
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▼▼第263号読プレ当選発表▼▼ 多数のご応募ありがとうございました。263号の読者プレゼントの当選者発表です。 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。 ・いさぴょんさん(滋賀県)・みゆんさん(石川県)・S.Yさん(富山県) 次回のご応募もお待ちしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次回の配信は2月28日(金)です。お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆バックナンバー http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/ ◆立命館CLUBホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/rclub/ ◆立命館大学ホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/ ◆配信先の変更・解除 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a849c83c0a4b477a2a6d631dde627b21 [注意] ※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。 ご了承ください。 ※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい て、立命館大学では一切の責任を持ちません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局 ■■ 〒604-8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 ■■ TEL:075-813-8118 ■■ FAX:075-813-8119 ■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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