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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼

【1】[@大阪]陸上競技部「第6回全国大学対校男女混合駅伝競走大会」
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[日 時]2月15日(日)12 時 10 分スタート
[場 所]ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コース 全長 20km
[入場料]なし
[その他]関西テレビ、フジテレビの地上波(12:00-13:30)にて生中継されます。
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▼▼輝く学生インタビュー▼▼

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第239回 輝く学生インタビュー
ー身近な人を笑顔にしたい、それが私の活動のモチベーションですー
後藤碧生さん 理工学部機械工学科 3回生
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今回の輝く学生インタビューは、理工学部機械工学科3回生 後藤碧生さんのお話をお届けします。「身近な人を笑顔にする」という一貫した哲学を持ち、さまざまな活動に取り組んでいる後藤さん。これまでの取り組み、活動のモチベーション、そして将来の展望などを伺いました。

Q.大学入学までの歩みについて教えてください。どのような環境で育ち、何に打ち込んできたのでしょうか?

私は長野県安曇野市という、自然豊かな場所で生まれ育ちました。小中学生の頃からずっと生徒会長を務めており、手前味噌な言い方ですが、常にみんなの前に立って引っ張っていくリーダーとしての役割を担ってきました。さらに言うと、単に指示を出すだけのリーダーではありませんでした。自分自身も「プレイヤー」として、得意なプログラミングやパソコンのスキルを活かし、Wordで資料を作って共有したり、行事で使う動画を編集したりと、ソフトウェアの力を駆使してみんなの役に立つものを作ることに喜びを感じていました。

Q.高校卒業後、進路として「機械工学科」を選んだのはなぜですか? お話をうかがっていると、得意なソフトウェア分野で、情報系という選択肢もあったかと思います。
ソフトウェアは独学でもインターネットで調べながらスキルアップしていけます。ですが、ハードウェアは物理的な「モノ」がなければ動きませんし、実験環境や専門的な教授の指導があって初めて深く学べるものだと考えたからです。なので、あえて情報ではなく機械工学専攻を選択して、立命館大学に入学しました。
実際に大学に通ってみると、関東や関西など全国各地から集まった多様で刺激的な学生たちに囲まれていることもあわせて、日々充実した学びを得られています。

Q.なるほど。ソフトウェアの分野で現在取り組まれている事が有ると伺いました。

出身校である松本県ケ丘高校の後輩のために、「探究アーカイブアプリ」を開発しました。私の母校は新しいことへの挑戦に意欲的で、探究活動やICT活用に力を入れています。一方で、後輩たちがこの探究活動に取り組むに際して、「何をテーマにすればいいか」「ポスターをどう作ればいいか」と悩んでいる姿を目の当たりにしました。
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そこで、卒業生が制作した探究作品のPDFを、後輩たちが簡単に検索・閲覧できるプラットフォームを作りました。例えば、私自身の探究作品「コミュニケーションとSNSの関係」もこのアプリで見ることができます。「過去の先輩たちがどのようなプロセスで作品を作り上げたのか」を可視化することで、後輩たちの探究活動をサポートしたいと考え、OB・OGの有志チームを立ち上げてリーダーとして開発を主導しました。在校生限定ですが、Appストアなどからインストールして利用できるようになっています。
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実際に、アプリを通じて先輩の研究内容を引き継ぎ、さらに深める探究を行う後輩が出てきています。研究が積み重なっていくことは、学校にとっても学問にとっても大きな価値があります。実際に使ってもらえている様子を見るのはとても嬉しいです。

Q.現在、最も注力されている「みずのわプロジェクト」について、立ち上げの経緯を教えてください。
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このプロジェクトは、私が立ち上げた小型水力発電の開発・普及を目指す団体で、現在は同じ理工学部機械工学科のメンバー5名で活動しています。きっかけは、子供の頃から縁のあった群馬県片品村の「ecolo Village(エコロヴィレッジ)」という、オーナーが自ら村を作り、循環型社会の構築に取り組んでいる場所での体験です。昨年の夏、そこで2週間ほどインターンシップを行った際、オーナーから「エネルギーも自給したい」という課題を聞かされました。山間部では電線を引くこと自体が困難な地域もあり、その土地にある水資源を有効活用して発電できれば、非常に大きな価値が生まれます。

「機械工学科で学んでいるなら何かアイデアはないか」と相談を受け、「この人の役に立ちたい」という一心で大学に持ち帰り、チームを結成しました。

Q.具体的には、どのようなシステムを開発しているのでしょうか?
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私たちが目指しているのは、巨大なエネルギーを生み出す施設ではなく、「マイクロ水力発電」や「ナノ水力発電」と呼ばれる、極めて小型で導入しやすいシステムです。現在はモバイルバッテリーの充電ができる段階までプロトタイプが完成しており、スマートフォンや小さな家電を動かすことができます。目標は、特定の家庭の電気を賄えたり、スマホ1台が確実に充電できたりといった、誰でも手軽に導入できる「パッケージ化」された製品を作ることです。
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昨年の夏場には、メンバーと共に群馬の現地へ3回ほど足を運びました。現場に3Dプリンターを持ち込み、その場で歯車の形を変えて検証したり、モーターを取り替えたりといった試行錯誤を繰り返しています。
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ちなみに、現在は落差11メートル、流量が毎秒4リットル程度の環境で実験を行っていますが、これは河川を利用する本格的な水力発電に比べれば微々たるものです。将来的には、例えば「お風呂の水を捨てる時」や「水道の蛇口を捻る時」といった、日常生活の中で見過ごされている水流をエネルギーに変えるという壮大な夢も持っています。

Q. 開発中の「最大の壁」は何でしたか? 
技術面と資金・人的面の2点があります。 まず技術面では、機械工学の基礎は知っていても、いざ応用すると思い通りにいかないことが多々あります。例えば防水対策です。水圧が強く3Dプリンターで作ったモデルに水が染み出してしまい、モーターが濡れて壊れる問題が起きました。対策として、軸受とモーターを磁力で繋ぐカップリング方式に変えましたが、今度は回転数が高いと磁力が負けて空回りしてしまうなど、思いもよらない場所に課題が次々と現れます。 現在は、プロトタイプを作りながら検証も進め、同時に羽根の枚数や角度、スクリュー型かタービン型かなどを事前に検証できる「シミュレーションの土台作り」にも取り組んでいます。 資金・人的な面では、「水がある場所ならどこでも発電できる」仕組みを作るための検証場所や、モデル製作の資金が不足していることが大きな壁となっています。

Q.国際寮でRM(レジデント・メンター)の活動もされていると伺いました。どのような役割を担っているのでしょうか。
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びわこ・くさつキャンパスにある国際寮で、90名ほどの留学生と10名ほどの日本人学生が共に暮らすコミュニティのRM(レジデント・メンター)を務めています。RMの役割は、交流イベントの企画や日常生活のサポートです。
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世界中から文化や価値観の異なる学生が集まるため、時にはキッチンの使い方や清掃の基準といった、細かなトラブルの仲裁に入ることもあります。「国によって清潔の基準が違う」といった現実に直面することもあります。
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日頃から積極的にコミュニケーションを取り、友達として仲良くなることで、大きな問題になる前に解決できるよう心がけています。
もともと強い国際交流への関心があったわけではありませんでしたが、「英語を使って仕事をしたい」という思いからこの環境に飛び込みました。実際に世界中から集まる優秀な学生と接する中で、「日本という枠に閉じこもっていてはだめだ。もっと世界を広く見なければならない」という強い刺激を受け、視野が格段に広がったと感じています。

Q.今年から4回生となり研究室へ配属され、いよいよ本格的な研究が始まります。これからの進路やビジョンについて教えてください。

これまでの3年間、座学で学んできた数式や基礎知識を、実際の物づくりに応用できることに非常にワクワクしています。生成AIという不可逆なテクノロジーの発展により、ホワイトカラーやパソコンの中だけで完結する仕事はどんどん淘汰されていくと考えます。その中で生き残っていくために、私は、イーロン・マスクの言葉を借りて、「原子を動かし、物理世界に変化をもたらす仕事」、わかりやすく言えばロボティクスの分野に携わりたいと考えています。AI、ソフトウェア、ハードウェアを広い視野で捉えられる人材になり、テクノロジーを正しく社会実装することで、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を作りたいです。

Q.最後に、やりたいことが見つからず悩んでいる同世代の学生へメッセージをお願いします。

AIが台頭し、自分よりも優れたものが溢れる世の中で、生きる意味を見失いそうになることもあるかもしれません。ですが、「世界を変える」といった大きな野望を掲げなくてもいいと思っています。「この人を幸せにしたい」「あの人の役に立ちたい」という、特定の誰かの笑顔のために行動すること。その気持ちさえあれば、自分のやるべきことが見えてきますし、自分自身の広がりに応じて、影響を与えられる範囲も自ずと広がっていくと思います。自分の持っている力で誰かに貢献することこそが、巡り巡って自分自身の幸せに繋がっていくのだと思います。


▼▼第276号読者プレゼント▼▼

今回は、「立命館オリジナルブランケット」を3名様にプレゼントします!
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします

 <応募締切:2/24(火)>

【パソコンの方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c4828b83b7298508e5197dc24b61ce

【携帯電話の方はコチラ】
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 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
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 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)


▼▼第275号読プレ当選者について▼▼

多数のご応募ありがとうございました。275号の読者プレゼントの当選者発表については、商品の発送をもってかえさせていただきます。

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は2月27日(金)です。お楽しみに。
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