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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼ 【1】[@滋賀][無料][申込不要] 立命館大学All.1(フットサル) PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権滋賀県大会 PUMA CUPはフットサルの日本一を決める大会で、プロリーグであ る「Fリーグ」の在籍チームも参加します。10月26日(土)の予選 リーグ、11月16日(土)の決勝トーナメントを勝ち抜いた1チーム が関西大会に進むことができます。 [日 時]10月26日(土) All.1はEグループ14:30?・17:00?の2試合を予定 ※ただし、試合時間は変更となる可能性があります [会 場]彦根市民体育センター [入場料]無料 ────────────────────────── 【2】[@京都][無料][申込不要] 立命館大学茶道研究部 25年度秋季茶会 3回生最後の茶会になります。みなさまお誘い合わせのうえ、是非 お越しください。 [日 時]10月20日(日)9:00?15:00 [会 場]天龍寺 慈済院 [入場料]無料 ※濃茶・薄茶 各一席 ────────────────────────── その他のスポーツ・スケジュールはコチラ≫ https://www.ritsumei.ac.jp/event-sports/sports/schedule.html/ その他のイベント・スケジュールはコチラ≫ https://www.ritsumei.ac.jp/event-sports/event/schedule.html/ ────────────────────────── |
▼▼輝く学生インタビュー▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第23回 輝く学生インタビュー 「前人未踏」に挑む 立命館大学探検部 主将 奥井遼さん ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている 学生や団体を紹介していきます。 今回ご紹介するのは、立命館大学探検部です。 探検部は、50年以上の歴史を持ち、これまで国内はじめ海外をフ ィールドに、新しい洞窟の発見や解明など、多数の成果をあげて きました。2年前に滋賀県一風洞の発掘と未知の生物の解明を行い、 地元メディアに取り上げられました。 国内の大学でも屈指の歴史と実績を誇る探検部にインタビューし てきました。答えてくれたのは、主将を務めている奥井遼さん (生命科学部3回生・兵庫県出身)です。 インタビューに答えてくれた奥井さん Q:まずは探検部について教えてください。 様々なフィールドでの地理的探検・調査活動を行う団体です。探 検部というと山や洞窟を踏破するのが目的に思われるかもしれま せんが、実際には探検活動は手段であり、主たる目的は調査活動 です。このため、私達は体育会ではなく学術本部に所属していま す。 年に1度行われる調査合宿では、新しい洞窟を発掘する新洞探査を 行っています。洞窟は主にカルスト地形という石灰岩地形に出来 ます。そこで、石灰岩地形の既存分布図を頼りに、未発見の洞窟 が存在しそうな場所に狙いを定め、現地に赴き、山奥の道なき道 を進んで洞窟を探索します。 洞窟を見つけると、その中に入り、内部の地形や水たまり・流水 の有無、地面の物質などを記録した洞内地図を書きます。また、 外界と遮断された洞窟では、珍しい生物や未知なる微生物が多数 存在していることもあり、微生物などのサンプル採取も行い、徐 々に洞窟内の生態系を明らかにしていきます。 これら一連の調査結果は、レポートにまとめ報告書を作成します。 この報告書をもとに、学園祭の時に展示会「前人未踏展」を開催 したり、時には社会人の洞窟研究者などが多数在籍している日本 洞窟学会で発表も行っています。何年かおきに、『探検学』とい う書籍にまとめ自費出版もしています。 Q:他大学の探検部と比べた特色はどんなところですか。 「前人未踏の先駆者たる活動をすること」を部則に掲げているこ とです。過去、報告書が高い評価を受けたアフリカ遠征や8回にわ たる中国遠征など海外における洞窟探査をメインに活動していた 時期もあります。近年は、滋賀県一風洞のように近県の新洞発掘 や洞窟内の微生物の採集や生態系の解明など珍しい希少生物・植 物の研究に力を入れてきました。 部室に末川先生からのメッセージがあるのも伝統ある探検部ならでは Q:メンバーはどのような構成ですか。 部員は約20名です。3回生が2名で、2回生・1回生がそれぞれ10名 程います。所属キャンパスは、衣笠、びわこ・くさつキャンパス (BKC)と半々で、女性部員が3割です。年によって、学術系の調査 好きな人が多かったり、アウトドアや探検が好きな人が集まった り、少しカラーが違います。いまは、調査重視の学生が多いです。 ただ、全員に共通しているのは、各自が何かしらの目的を持って 参加しているということです。未知なる生物の調査をしたくて洞 窟発掘に打ち込む人、沢登りが大好きで寝る間を惜しんで沢登り の技術を高めている人など、多様で面白い集団です。調査合宿の 時には何日もお風呂も入らず野外で生活しますので、オシャレに 気を使わなかったり、どこでも寝ることができるなど、周囲から みると変人の集団に見えるかもしれません(笑)。 Q:奥井さんが探検部に入部した理由を教えてください。 きっかけは、生命科学部で同じクラスになった友人に誘われたこ とです。入学まで探検部のことは知りませんでした。ただ、身体 を動かすことや冒険は好きだったので、まずは見学してみようと 思いました。 説明会での第一印象は、個性派揃いの団体だと思いました。しか し、新人歓迎合宿の時に激流を下っていくラフティングを体験し て、こんなスリリングで面白いアウトドアスポーツがあることを 初めて知り、探検部への入部を決意しました。 また、合宿を頻繁に開催することもあり、部員同士の仲が非常に 良く、アットホームな雰囲気を感じました。そういう結束力の強 さも入部を決めた理由の一つです。 激流を下る姿 Q:普段はどのような活動をされていますか。 年に一度の調査合宿を行うための技術修練が主な活動です。未開 の地を発掘・調査することは、そう簡単にはできません。調査計 画の立て方・探索ルートの考え方・レスキュー技術はもちろん、 サバイバル技術やロープテクニックなど専門的な知識と技術が必 要になります。そこで、普段は大きく3つのチームに分かれて活動 しています。 SRT(Single Rope Technique):略してRパートは、洞窟探索に必要 となるロープテクニックやレスキュー技術の習得を目的に活動し ています。岡山県の阿哲台、山口県の秋吉台などを活動のフィー ルドにしています。 ロープテクニックを使って洞窟に入っていく様子 SWT(Swift Water Technique):略してWパートは、河川を探索・ 安全に下るため航行技術の習得を目的に活動しています。僻地の 洞窟探査を行うためには河川の航行は必要不可欠です。京都府の 保津川、岐阜県の長良川、四国の吉野川などで活動しています。 昨年の帝釈峡(広島県)というダム湖の調査合宿の際は、Wパートの 活躍により、ラフトボードを使って岸壁を自由に探索し、新しい 洞窟を発見することができました SOT(Survival Outdoor Technique):略してOパートは、地形図の 読図により安全に目的地に向う技術の習得を目的に活動していま す。また、読図以外にも山独特の岩稜地形の安全な通過や安定し た歩行技術などにより山での長期滞在を可能にする技術も習得し ます。京都北山や比良山系など近隣の山々などを活動フィールド にしています。 以前は、RパートとWパートの2パートでしたが、より専門的な活動 内容に特化して技術を高めることで、地球上の全てのエリアを調 査できるよう、約10年前にOパートとして独立しました。 基本的には週末に山や川に赴き、強化合宿を行い、技術を高めて います。頻度はパートによって異なりますが、月に1?2回程度、 強化合宿を行っています。道具置き場が衣笠キャンパスにあるた め、金曜日は衣笠に集り、打ち合わせをした後に、レンタカーを 借りて山奥に強化合宿にいくという感じです。 部のモットーは、一人一人が専門技術を持ちつつ、オールラウン ダーになることです。このため、各部員は興味・関心のあるパー トに所属しますが、どのパートの練習に参加しても構いません。 年に1度の調査合宿には全パートが参加します。 合宿以外の普段の活動は、毎週火曜日にBKC、金曜日に衣笠で部会 を行います。部会は、合宿の候補地を探したり、練習メニューを 考えたりと計画を練る時間に充てています。1つの合宿を実行に移 すためには、通常3?4回は部会に諮る必要があります。 事前に調べて立てた計画に対して、安全性は大丈夫か、自分達の 技術面に不足している点はないかなどを全員で議論します。万が 一の緊急事態のために、計画を立てる時に合宿先の警察署や病院 も調べます。また、待機している部員と定時連絡を行う時刻も決 めます。そのうえで、レスキュータイムという時間も定め、定時 連絡の時刻を何時間か過ぎても連絡が無い場合は、救助を要請す るというルールも設けています。 また計画を立てる際には必ず中止基準も定めます。調査活動には、 危険を見極める判断力も重要になります。ただ、現地に行くと全 員がリスクを冒してでも達成しようという気持ちが強くなります。 そのため、事前に中止基準を定めておくことが大切なのです。そ の場の雰囲気や気分の高揚に流されず、きちんと現実のリスクを 見極めて判断します。その結果、天候の影響を受け、合宿地にい くも何もせずに戻ってくるという合宿もありました。安全面には とにかく気をつけています。全員が消防局の救命講座を受講して いますし、専門的なレスキューの技術講習にも参加しています。 Q:専門的な技術の習得はどのように行っているのですか。 上回生が低回生に継承していくのが一般的です。ただ、現在は上 回生の人数が少ないこともあり、企業主催の研修会に参加したり、 OBの方に技術指導のご協力をお願いしています。また、Rパートに ついては特殊な技術・経験が求められるため、他大学と連携して、 プロの方の講習会を合同で企画することもあります。 このほかにも、Wパートでは技術練習を兼ねたアルバイトをしてい るメンバーもいます。私もその一人ですが、保津川のラフティン グクラブでガイド役のアルバイトをしています。保津川のラフテ ィングに来ていただければ、お会いできると思います。 体育館を利用しての技術練習 Q:今年の調査合宿について教えてください。 調査合宿の候補地は全員でアイディアを持ち寄り、話し合って決 定します。新しい洞窟探索から昔の武将の埋蔵金発掘まで多彩な プランが提出されます。それぞれのプランを実現可能性や安全性 などで絞り込み、全員で決定します。 その結果、今年の合宿地は北海道にしました。まずは情報収集を 目的とした第1次調査を4日間行いました。現地に赴き、郷土博物 館の文献を読み、住民の方の話を聞いたりすることを通じて、調 査場所の候補地を選定し、実際に調査活動を行うのが第2次調査 (10日間)です。 第1次調査の結果、2つのパートに分かれて活動することにしまし た。1つは日高山脈の麓にある険しい川を沢登りの技術を使って 遡上して、川沿いの石灰岩地帯の洞窟を探すパートです。技術継 承が途絶えていた沢登りを、2回生の黒木君が中心となって再び 技術を高めてくれたお陰で挑戦することができました。 もう1つのパートは、同じく日高山脈内における未知なる洞窟の探 索です。郷土資料館で、江戸時代の冒険家・山内作左衛門が記し た探検記録と出会いました。この探検記には、北海道にある美し い風景を残そうと各名所が描かれています。そのなかに2箇所、 洞窟に関する記載があり、そのうちの1つは200mに及ぶ大きな滝が あると書かれていました。しかし、この洞窟は現在もなお発見さ れていません。そこで今回は、その洞窟を探索しました。 文献にのこされた記述だけを頼りにした雲を掴むような話ですが、 誰も挑戦しないこと、探索していないところだからこそ、チャレ ンジする意味があると思っています。そういうワクワク感を味わ えるのが探検部の醍醐味です。 前人未踏に挑む姿 Q:今後の探検部の目標を教えてください。 久々に海外調査にチャレンジしたいと思っています。以前は海外 調査がメインでしたが、海外調査のノウハウや技術の継承がうま く出来ていませんでした。こういった事情もあり、近年は国内か つ近場の調査が主たる活動場所でした。 しかし、現在のメンバーの多くは、海外調査にチャレンジしたい という想いが強く、まずは少し離れた場所での合宿経験を積もう ということで、今年は北海道に挑戦しました。今後も技術を継承 ・昇華し、近いうちにまた海外遠征を復活させたいです。 Q:読者へのメッセージをお願いします。 学園祭の展示「前人未到展」見に来てください。 当日は、探検部の基本知識、3つのパートそれぞれの基礎知識や 調査報告、レスキュー知識など幅広い展示を行っています。 今年は、特に安全対策に力を入れたため、山での安全対策や包帯 の巻き方、レスキュー知識など一般の方でも使える技術・知識を まとめる予定です。 日常生活ではなかなか見ることのできない世界が見られるはずで す。北海道の合宿で未知なる洞窟を発見できたのか、学園祭に来 て、ぜひ確かめに来てください。 ●学園祭(びわこ・くさつキャンパス) 11月2日(土)・3日(日) ●学園祭(衣笠キャンパス) 11月9日(土)・10日(日) 先輩から引き継がれた部旗 ────────────────────────── いかがでしたでしょうか。 探検部の部室には、「大地に夢を 大きな夢を」という部旗が飾 られていました。 この旗には「前人未踏の先駆者たる活動をすること」の誓いが込 められているそうです。 常に新しいことに挑戦する「開拓心」こそが、彼らの一番の原動 力です。「前人未踏展」では、彼らの足で切り拓き、「一歩先で 見えた世界」の姿が展示されています。 ぜひ学園祭で彼らの探検記に触れてみてください。 ────────────────────────── |
▼▼編集後記▼▼ 今回は、先日発表された「第4回 早稲田大学坪内逍遙大賞」で、 見事奨励賞に選ばれた本学校友の歌人・山田航さん(2006年法学 部卒)をご紹介します。 「早稲田大学坪内逍遙大賞」とは、早稲田大学の文科を創設した 坪内逍遙氏の残した精神を現代に活かすべく、文芸・芸術などの 幅広い分野で貢献した人物・団体を顕彰する賞のことで、2007年 より隔年で実施されています。 今回奨励賞の授賞理由として、「山田航さんは短歌の世界に現れ た超新星と言うべきでしょう」と大きな評価を得ています。 学生時代は法学部、文学とは縁のない学生生活を送っていたとい う山田さん。そんな山田さんは以前、立命館学園創立110周年に寄 せてメッセージをくださいました。 「理想と現実のギャップに苦しんでいた自分を救ってくれたのが 短歌であり、文学でした。…『自分の好きなこと』との運命的な 出会いは人生のどこで訪れるかわかりません。…立命館の学生さ んたちには、変人と思われるくらいのばかばかしいことにどんど ん挑戦していってもらいたいです。」 山田さんのメッセージに、私自身励まされる思いです。どんなと きでも『自分の好きなこと』を見つけようとすることの大切さを 教えてくださった山田さんをこれからも応援します。 立命館学園創立110周年HP 山田航さんのメッセージはコチラ≫ https://www.ritsumei.ac.jp/rs/110th/r110-message.html/ (立命館CLUB事務局 堀井) |
▼▼第36号読者プレゼント▼▼ 今回は、「パンサーズオリジナルポロシャツ(M/L/Oサイズ)」 を各サイズ1名様にプレゼントします。 いつも会員のみなさまから反響の大きいアメリカンフットボール 部「パンサーズ」から、非売品のポロシャツをご提供いただきま した。パンサーズファンにはたまらないプレゼントです! 左の胸元にはパンサーズのロゴ入り♪ここでしか手に入らないレアグッズです! プレゼントをご希望の方は、下記URLよりご希望のサイズと必須事 項を明記のうえ、立命館CLUB事務局までお申し込みください。 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。 <応募締切:10/21(月)> 【パソコンの方はコチラ】 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c48 28b83b7298508e5197dc24b61ce 【携帯電話の方はコチラ】 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekbt-021bc 76cab8b8dee6fb681ad47bb33dc ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp) 応募必要事項 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想: (5)プレゼント発表時の氏名公開:可 否 (否の場合はイニシャルで表記いたします。 ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。) ────────────────────────── ▼第35号読プレ当選発表▼ 今回も多数のご応募ありがとうございました。 第35号の読者プレゼント当選者の発表です。 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★・西野 誠さん (埼玉県) ★ ★・栗山 晴雄さん (静岡県) ★ ★・Chipママさん (福井県) ★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 次回のご応募もお待ちしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次回配信予定は10月25日(金)です。お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆バックナンバーはこちら https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/magazine/ ◆立命館CLUBホームページ https://www.ritsumei.ac.jp/rclub/ ◆立命館大学ホームページ http://www.ritsumei.jp/index_j.html ◆配信先の変更・解除はコチラ https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-meljr-a84 9c83c0a4b477a2a6d631dde627b21 [注意] ※リンク先は、時間の経過と共に変更・消去されることがあります。 ご了承ください。 ※メールマガジンを転載、その他の利用によって生じる事象につい て、立命館大学では一切の責任を持ちません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 発行:立命館大学立命館CLUB事務局 ■■ 〒604?8520京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 ■■ TEL:075?813?8118 ■■ FAX:075?813?8119 ■■ ご意見、お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。 ■■ メール rclub@st.ritsumei.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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