お知らせ

2023.08.10(木) 「立命館大学スポーツ健康科学総合研究所紀要(創刊号)」原稿募集について
詳しくは募集要項・紀要関係資料をご覧ください。
2023.07.23(日) “骨盤底筋”に関する体験型のセミナー
2023.04.14(金) スポーツ健康科学総合研究所 所長のインタビュー記事が掲載されました!
2023.02.21(火) 「先端的スポーツ医科学研究推進事業」に採択

あらゆる人の身体的・精神的・社会的健康の実現に主観的に取り組み、多様性と包摂性に優れ、誰もが健康的な生活を送ることのできる社会を実現

スポーツ健康科学総合研究所は、スポーツ・健康・ウェルフェア分野の総合研究拠点として2022年4月に設立しました。本学は、約 20 年にわたり「スポーツ・健康・ウェルフェア分野」に関する研究活動に取り組んでいます。とりわけ、2010 年のスポーツ健康科学部の開設以降、スポーツ健康科学分野で顕著な学術成果をあげるとともに、さまざまな研究活動を実施してきました。このような取り組みが評価され、文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が進める革新的イノベーション創出プログラム(COI)にも選出されました。これらの培ってきた知見を活かし、あらゆる人の身体的・精神的・社会的健康の実現に主体的に取り組み、多様性と包摂性に優れ、誰もが健康的な生活を送ることのできる社会の実現を目指しています。

具体的な研究ターゲットとして「健康・長寿の実現」「スポーツを通じたQOLの向上」「まち・社会の健康の実現」を設定し、所属する80名を超える研究者が、国内外のトップレベルの研究機関と連携して基礎研究から開発・実証、社会実装までのイノベーションサイクルを構築し、一気通貫で推進します。

スポーツ健康科学総合研究所 図

また、産学官地のステークホルダーとの学際共創研究(TDR*)による研究成果の社会実装を目指す会員制コンソーシアム(アクティブライフ共創コンソーシアム)をあわせて設置します。

*TDR:経済協力開発機構の提唱するトランスディシプリナリー研究(Transdisciplinary Research)の略で、学術以外の参加者と共に科学と実践を同時に進行することで、新たな科学的洞察と実践的な社会的利益の両方を創出することを目指す研究様式のこと。

研究ターゲットと主な研究テーマ

健康・長寿の実現

  • サルコペニア肥満の遺伝リスクと運動・食事介入効果
  • 心血管疾患リスク改善のための運動・食事療法の開発
  • データ利活用による健康寿命の延伸
  • スマート技術を用いたからだの健康状態の視える化

スポーツを通じたQOLの向上

  • スポーツを「する」「みる」「支える」「知る」からの経験価値の創造
  • 心理学・生理学・脳科学による感動の可視化
  • アスリートのパフォーマンス向上/スポーツ傷害の予防
  • 個人のヘルスケアデータに応じた食事アドバイスデバイス

まち・社会の健康の実現

  • コミュニティ・ベースト・スマートシティの都市モデルの開発
  • 地域の特性やユーザーニーズに応じた多様な移動手段の提供
  • 精神面、社会面でのwell-being向上に関する研究
  • サードプレイスにおけるスポーツの実装とまちづくり

アクティブライフ共創コンソーシアム

学術・研究機関から創出される研究の成果を具体的な地域をフィールドに実証し、社会実装を行うために、本研究所と東京大学スポーツ先端科学連携研究機構が連携し、学術・研究機関をはじめ産業界から地域自治体・市民にいたる産学官地の多様なステークホルダーによる学際共創型コンソーシアム立ち上げる。本研究所のターゲットに対応する学際共創研究プロジェクトを立ち上げ、地域課題の解決を通じた社会実装の実現と担い手となる社会実装型若手研究者を育成・輩出する。

アクティブライフ共創コンソーシアム事業計画

  • 学際共創研究プロジェクトの推進
  • 若手研究者・大学院生ならびに社会実装人材の育成・輩出
  • 研究開発および研究成果の社会実装
  • 講演会・セミナー等の開催

お問い合わせ

立命館大学 研究部 BKCリサーチオフィス(担当者:成瀬・森・高須)
TEL:077-561-2802
FAX:077-561-2811
E-mail:spo-ins@st.ritsumei.ac.jp

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