お知らせ What’s New

センター長が、滋賀県における平均寿命・健康寿命の要因分析で、滋賀県、滋賀大学とともに記者発表をしました

滋賀県は平均寿命、健康寿命が全国上位にあります。その背景を把握するために、滋賀県衛生科学センター、滋賀大学らとともに、全国47都道府県の統計データをもとに平均寿命、健康寿命と生活習慣、生活環境との関連を分析し、滋賀県の長寿要因を探っています。

滋賀県が長寿なのは、他県と比べてたばこを吸う人が少ない、多量飲酒をする人が少ない、スポーツや学習・自己啓発をする人が多い、ボランティアに参加する人が多いことなどが分かりました。それを支える生活環境として、失業者が少ない、県民所得が高い、所得格差(ジニ係数)が小さいなどが関係しているのではないかと推測されました。

これらの報告を滋賀県知事定例記者発表で行い、あわせて「データ活用事業プロジェクト会議」(座長:立命館大学地域健康社会学研究センター長 早川岳人)において検討した内容を報告しました。

滋賀県における平均寿命・健康寿命の要因分析記者発表