日韓医療・福祉生協研究会のご案内　2025年5月26日

医療と福祉領域で活動する協同組合は、今日国際的にさまざまな関心を集めています。とりわけ、持続可能な開発目標（SDGs）への貢献が期待されており、国連では2025年を「国際協同組合年」と定め、その役割を広め、医療・福祉分野での活動強化を支援しています。

一方で、1992年に国際協同組合同盟（ICA）東京大会とともに開催された第1回国際医療協同組合フォーラムを先鞭とし、1996年結成の国際医療協同組合委員会(IHCO)などを通じて、各国の医療・福祉協同組合は知識や経験を交流してきました。

本研究会では、11月にスリランカで行われるICAアジア太平洋研究会議、ならびにそのプレ企画である２025国際協同組合年記念大阪国際協同組合研究シンポジウムに向けて、日韓の医療・福祉協同組合の状況についての理解を深めます。上記の動きの中で、日韓の医療・福祉協同組合の交流は、盛んに行われるようになってきていますが、それらを対象として行われた学術的研究は限られたものしかありません。本研究会は、そうした状況の中で、新たな研究の動きを創っていくことにつながることを期待したものでもあり、研究会の最後には、この課題に関心のある方によるネットワークの形成についても話し合いたいと思います。みなさま、是非ご参加ください。

主催：立命館大学地域健康社会学研究センター

日時：2025年5月26日（月）18:00-20:00

開催方式：オンライン

◆プログラム◆

はじめに―医療福祉生協への国際的関心

松田 亮三（立命館大学・産業社会学部）

日本の医療・福祉生協

高山 一夫（京都橘大学・経済学部/）
立命館大学客員研究員）

韓国における協同組合基本法制定以後の協同組合の展開について〜医療・福祉生協を中心に～

下門 直人（京都橘大学・経営学部）

総合討論

座長：松田 亮三（立命館大学・産業社会学部）

※開催の2時間前までに、以下のフォームから申込をお願いします。

https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/meeting/register/FrrvzEIyTTW7RlC1Dl8NVQ　　　

問い合わせ先：　立命館大学地域健康社会学研究センター　

電子メール: health-c@st.ritsumei.ac.jp