第4回 医師 早川一光を語る会

「安心して地域で暮らし続けるためには、」
date_range2025年11月1日(土) 13:30~16:15(開場13:00)
place会場:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム/オンライン同時開催
notifications参加無料・事前申し込み/定員:100名(会場)
notifications申し込み締め切り:10月21日(火)
戦後まもなくから京都西陣に、さらに京都府下美山町で、住民主体の地域医療と在宅医療に力を注いだ早川一光。
そして、日々の診療の中から、これからの日本の高齢社会を見越して、たとえ、認知症になっても安心して暮らせるために、認知症当事者とその家族を支える会を作ろうと働きかけました。言わば、現在の地域包括ケアシステムにつながる基盤を作りました。終始、「ひとりで抱え込まず、みんなで考えていこう」と訴えつづけました。
「安心して地域で暮らし続けるためには、」患者も家族も社会もどのように取り組んでいけばよいのでしょうか。「語る会」でみなさまと考えていきたいと思います。
早川一光(はやかわ かずてる)
1924年生。京都府立医大卒、西陣に住民出資の白峯診療所創設、堀川病院に発展し副院長、院長、理事長を歴任。1997年公設民営美山診療所創設。1987~2018年KBSラジオ「早川一光のばんざい人間」パーソナリティー(毎週土曜日)。総合人間研究所・わらじ医者よろず診療所所長。2018年6月死去。
プログラム
開場
開会挨拶・ビデオ上映「医師 早川一光の紹介」
早川 岳人(立命館大学地域健康社会学研究センター 教授・センター長)
講演:根津 幸彦
永原診療会千本診療所 所長
講演:川井 元晴
認知症の人と家族の会 共同代表
休憩
討論
パネリスト
- 根津 幸彦(永原診療会千本診療所 所長) 早川の主治医で、最期まで在宅療養を支えた医師。そして、安心して地域で暮らし続けるために、今も西陣地域で早川の理念をついで、在宅医をされています。
- 川井 元晴(認知症の人と家族の会 共同代表) 安心して安心して地域で暮らし続けるために、早川も発起人の一人になって1980年に「呆け老人をかかえる家族の会(現:認知症の人と家族の会)」が出来上がりました。現在は700万人を数える認知症の人とその家族が日本におられると言われています。家族の会の活動と早川の理念を、現在の社会状況に照らし合わせてお話いただきます。
進行
川村 雄次(NHKディレクター)早川の在宅療養や終末期の姿をドキュメンタリー「こんなはずじゃなかった」として番組制作をされたNHKディレクター。
閉会挨拶
松田 亮三(立命館大学産業社会学部教授)
参加申込み
申込方法
申し込みは、応募フォームからお願いいたします。

お問い合わせ
立命館大学 衣笠総合研究機構 地域健康社会学研究センター気付
「医師 早川一光先生を語る会」準備事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
アクセス
<京都駅から>
●市バス50番、JRバスにて45分、「立命館大学前」下車
●市バス205番にて、40分、「衣笠校前」下車、徒歩10分
<JR円町駅、阪急西院駅から>
●市バス205番にて、15分、「衣笠校前」下車、徒歩10分
※ご来場は公共交通機関をご利用ください。

主催、共催
主催:立命館大学地域健康社会学研究センター
共催:人間科学研究所インクルーシブ医療社会サービスプロジェクト