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第4回 医師 早川一光を語る会 「安心して地域で暮らし続けるためには、」 ※終了しました

11月1日(土)開催の第4回「医師早川一光を語る会」にご参加ありがとうございました。会場、オンラインを合わせて80余名の方々のご参加をいただきました。

千本診療所長 根津幸彦先生と認知症の人と家族の会共同代表 川井元晴先生にお話いただきました。
根津先生は、堀川病院時代に一緒に医療を展開した医師、その先生ならではの語り口調で、早川一光を紹介、新たな早川の側面を皆さまに知っていただくことが出来ました。
川井先生からは、今回のキーワードの一つであった世代交代について、45年間の「家族の会」の歩みをご紹介いただく中で、具体的に触れていただけたと思います。
川井先生は臨床医でもあることから、家族の会の側面と、医師としての側面の両面をお話いただき、一歩深みのあるお話をいただきました。

参加者からは、早川一光に魅かれていた、という感想も口々に聞かれるなか、NHKディレクターの川村雄次氏を交えた討論や、立命館大学教授 松田亮三先生のまとめの中で、早川一光は、社会活動家として、「制度があるからやったのではなく、必要だったからやった」という点が浮き彫りにできたことは、一つ収穫だったと思います。

社会制度を構築することは、全国である一定の地域医療、地域包括の質を担保することができる一方で、それを利用するだけでなく、自ら関心を持ち、自分も動く力になること、担い手はルーティンワーク化しないよう一人一人にあった内容になるよう心掛けることが大切だと感じました。早川が遺した言葉をまとめとします。



ひとりでいてよろしい。しかし、
ひとりだけにならないで、
ひとりだけにさせないで。



西陣のろうじ(路地)は、病院の廊下や



立命館大学 地域健康社会学研究センター
医師早川一光を語る会 事務局