2025年度第3回研究会のご報告 2025年12月22日 ※終了しました
2025年度第3回研究会のご報告 2025年12月22日
公衆衛生(Public Health)の経験から
Campus Healthを考える
■演題:公衆衛生(Public Health)の経験からCampus Healthを考える
■報告者:三沢 あき子(立命館大学保健センター)
■報告概要:
最初に、三沢先生がご自身のキャリアを交えながら、公衆衛生や地域保健の役割について説明されました。続いて、赴任されていた長野県について、同県が高い健康指標と長寿で知られる背景を触れられた上で、さまざまな取り組みを紹介されました。例えば、諏訪地域で行われる自閉症啓発イベント「ブルーライトアップ」が挙げられ、地域住民の協力や地元新聞社による情報発信など、コミュニティが連携して活動する仕組みの重要性が強調されました。さらに、長野県シニア大学などの生涯学習や地域活動の事例も紹介されました。加えて、諏訪地域における予防医療の推進や、医療的ケア児を支える「つながりづくり事業」の経験についても語られました。最後に、日本の子どもたちにおける自殺や精神保健の課題に言及され、今後の取り組みの必要性や学生とともに考えていく取り組みの構想を述べられました。
質疑応答では、地域でユニークな取り組みをしている長野県の背景、男性参加が重視されている長野県の地域保健活動の特徴や、ライフコースでみた保健活動の取り組み方、地域救急医療体制の課題、プレコンセプションなど思春期青年期の課題における家族の位置、自殺未遂そのものを課題とする保健活動など、多様な論点が話されました。
問い合わせ先: 立命館大学地域健康社会学研究センター
電子メール: health-c@st.ritsumei.ac.jp