2025年度介護経営シンポジウム開催報告
立命館大学医療介護経営研究センター主催の2025年度介護経営シンポジウムを、2026年2月21日(土)13時30分~16時30分に、立命館大阪梅田キャンパス第2演習室にて、テーマを「2040年に向けたサービス提供体制の構築と地域共生社会」として、開催しました。開催の趣旨は、次のとおりです。厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会において、高齢化と人口減少のスピードが異なる地域として、中山間・人口減少地域、大都市部、一般市等に分け、それぞれのサービス需要の変化に応じた提供体制の構築が方向性として示されていることから、この3つの地域毎のサービス提供体制の構築のありように焦点を当てて、2040年に向けた介護サービスと地域共生社会のあり方について考えようというものです。
基調講演は、松原由美早稲田大学人間科学学術院教授が、「2040年に向けた介護サービスのあり方~一円融合のマネジメント~」というテーマで行われ、その後、3名のパネリストが報告を行いました。柿本貴之社会福祉法人暘谷福祉会理事長(全国社会福祉法人経営者協議会高齢者福祉事業経営委員長)は「高齢者福祉事業経営を取り巻く動向と全国経営協の取組」、田中明美奈良県福祉保険部次長(地域包括ケア推進担当)は「2040年に向けたサービス提供体制に向けて」、光山誠医療法人敬英会理事長(公益社団法人全国老人保健施設協会理事、立命館大学医療介護経営研究センター客員教授)は「2040年に向けたサービス提供体制の構築と地域共生社会「大阪における2040年問題」」というテーマでした。モデレーターは肥塚浩立命館大学医療介護経営研究センター長(経営管理研究科教授)が務めました。
パネリストの報告後、休憩をはさんで、第1に2040年に向けたサービス提供体制のあり方、特に地域軸・時間軸を踏まえた中山間・人口減少地域、大都市部、一般市等におけるサービス提供体制の現状・課題と方向性について、第2に2040年に向けた介護サービスのあり方、特に人材確保・生産性向上・経営支援に関する取組と方向性、地域共生社会構築に向けた取組、連携、支援の方向性について、パネルディスカッションを行い、その後、会場からの質疑応答となりました。最後に基調講演者、3名のパネリスト、モデレーターよりそれぞれ参加者へのメッセージをお話しして、閉会しました。