環太平洋文明研究センターについて
センター長あいさつ
立命館学園はアジア太平洋大学(APU)を創設し、日本やアジア太平洋地域の人材の育成と、その風土と歴史・伝統文化・技術や価値観そしてライフスタイルにいたるまで、世界に先駆けてその重要性に着目してきた。
今時、立命館大学は衣笠キャンパスに「環太平洋文明研究センター」を設置した。環境と文明のあり方を根本から問い直し、環太平洋地域の災害と文明の興亡を解明することがその目的である。本センターにおける研究によって、新たな文明の価値観を探求・創造し、持続可能な社会であるための方策を発見し、新たな文明の時代を切り開くビジョンを提示し、それを完遂しうる技術革新と政策・ライフスタイルを打ち立て、環太平洋の視点から日本の未来をも構想することを目指したい。
本研究センターの研究成果の社会的発信をになうべく、学祖西園寺公望の名を冠した二一世紀のグローバルリーダー育成講座「立命館西園寺塾」創設に向けた準備室を本センター創立と同時に設置する。それは日本やアジア太平洋地域で大切にされてきた価値観の重要性を再認識し、その上に立って、文明の基礎的研究を踏まえて、二一世紀の新たな文明の時代を創造する人材を育成することを目的としている。
基礎研究と人材育成という研究・教育の本来あるべき姿の完成を目指して、「環太平洋文明研究センター」と「立命館西園寺塾」を車の両輪のとして、立命館大学は大学としての社会的使命を完遂することを目指したい。
環太平洋文明研究センター長
安田 喜憲
▼ 組織図

2018年度運営体制
- センター長
安田 喜憲衣笠総合研究機構特別招聘研究教員教授
- 副センター長
- 運営委員
高橋 学 文学部 教授
- 専門分野
- 環境考古学、災害地理学
矢野 健一 文学部 教授
小川 さやか 先端総合学術研究科 准教授
河角 直美 文学部 准教授
Saucedo Segami Daniel Dante 言語教育センター 外国語嘱託講師
- 専門分野
- アンデス考古学、パブリック考古学
2018年度助教・研究員
専門研究員
(※50音順)
氏名 | 所属 |
---|---|
神松 幸弘 | 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教 |
冨田 敬大 | 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教 |
中村 大 | 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教 |
福本 侑 | 立命館グローバル・イノベーション研究機構 専門研究員 |
客員研究員
(※50音順)
氏名 | 所属 |
---|---|
市木 尚利 | リマ日本人学校 常勤講師 |
尾関 清子 | 東海学園女子短期大学 名誉教授 |
小野 林太郎 | 東海大学海洋学部海洋文明学科 准教授 |
嘉幡 茂 | ラス・アメリカス・プエブラ大学 准教授 |
北川 淳子 | 福井県里山里海湖研究所 主任研究員 |
清水 昭 | 福島県立医科大学 特任教授 |
那須 浩郎 | 岡山理科大学生物地球学部 准教授 |
東村 純子 | 福井大学国際地域学部 講師 |
藤木 利之 | 岡山理科大学理学部 准教授 |
真邉 彩 | 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 文化財研究員 |
森下 直紀 | 和光大学経営経済学部 講師 |
山田 和芳 | ふじのくに地球環境史ミュージアム 教授 |

