自分の考えていることや想いを、映像で具体的に描くことができるというのが、映画を撮る魅力の一つです。それぞれの映画に、それぞれ違った想いが込められています。なので、撮る側の視点に立って映画を観てみると、それまで観えていなかった部分が観えてくるかもしれません。 どういった視点で、角度でカメラを回しているか、どこでCGを使っているかなど…。様々な観点から観ることで、映画の楽しさも増えると思います。
学生運動が盛んだった時代に、自由気ままに青春を謳歌した高校生たちを描いた映画。観た後に「こんな元気な奴らがいる!」と安心すると同時に、憧れを感じました。
大学生の間は、将来に不安を感じ、いろんな事に迷う時期だと思います。 この映画は、「迷って当たり前。今をどう生きるかだ」ということを教えてくれたような気がします。「何をすればいいのか」をポジティブに捉えることができる映画です。
最後まで謎が残るので、ラストを観ると答えが出したくなり、何度もくり返し観たくなる。奥深い映画です。
どうにもならない状況の中で、人が何者になるのかを描いた作品。見終わった後に少し、ほっとできる部分がとても魅力的です。エンディングのカリフラワーズの音楽も作品と非常にマッチしていて感動的でした。
部長 奥田健登さん(経営学部3回生)写真左
会計 藤田 崇さん(経営学部3回生)写真右
「輪彩」は、映画を作りたい人たちが集まっているサークルで、映画の情報を交換したり、個々でもさまざまな活動を行っています。サークルには、映画制作の機材も揃っていて、年4回の上映会に向けた自主映画の制作も行っています。メンバー同士、自由な雰囲気で楽しくやっていますね。映画制作は1人ではできませんが、みんなでやると達成感を感じられますし、撮影中、ふとした時に、昔みた映画のお気に入りのシーンとかぶる時があるんですよ。現場がそうなった時は、何ともいえないいい気分になりますよ。
「輪彩」の活動に興味のある人は、BKCリンクスクエア2Fにある僕たちのサークルブース「ミーティングルーム7」に一度、遊びに来て下さいね! 詳しい情報は、右下のInformationのコーナーを見て下さい!
偏屈だった主人公の男性が、「イエス」ばかり言っていくうちに、どんどん幸せになっていく映画です。見るとハッピーな気持ちになります!
詐欺師の男がある男に復讐をしていく話。その復讐の手口がとっても鮮やかなんです! でも、テンポもよく明るいので、みんなで楽しんでみる事ができる映画ですよ。
僕たちと同世代の大学生である主人公の等身大の気持ちがよくわかる作品です。原作が好きな人でも観るとわかりやすく作られていると思います。主人公の松山ケンイチの演技もとてもいいし、なによりも好青年です。ここもポイントですね!
他人の夢の中に潜入して、カタチになる前のアイデアを盗み出す企業スパイが活躍する時代の話。何度も見ないとわからない内容がわからない映画ですね。でも、見るたびに違う発見があります。シナリオの進み具合と演出は見事な映画だと思います。
心理分析官(プロファイラー)を目指す7人のFBI訓練生が最終試験を行う無人島で連続殺人事件が発生。互いに疑心暗鬼になり追い詰められていく訓練生の姿をスリリングに描くミステリー・サイコ・スリラーです。「プロファイラー」という職業を、映画の中でわかりやすく表現しています。犯人が最後までわからないのと、行われる犯行の手口も見事です。ドキドキする映画ですね。
ニコール・キッドマンが主演の映画ですが、いろんな意味で衝撃的な作品です。人の黒い部分をよく描いていると思います。最終的にはバッドエンドなんですが、新しいタイプの映画が見てみたい好奇心のある方は、ぜひ一度見て下さい。
「紅の豚」(1992年日本 アニメーション 監督:宮崎 駿)
「紅の豚」は、スタジオジブリ制作の日本長編アニメーション作品。監督はもちろん、宮崎 駿監督。世界大恐慌時のイタリア・アドリア海が舞台。賞金稼ぎの飛行艇乗りポルコの物語。
ポルコの飛行艇が壊れた時、修理をすると名乗りでた女の子フィオにポルコが言った一言。とてもぶっきらぼうですが、ユーモアを交えつつ、フィオの心配もしている優しさが少しだけ見える感じが好きです。そして何より、今の自分や周りの友人にもぴったり過ぎて、いろんな意味でグッときます。
「RENT」(2005年アメリカ 監督:クリス・コロンバス キャスト:ロザリオ・ドーソン他)
1980年代のニューヨーク。家賃を滞納している映像作家、ミュージシャン、ダンサーなど様々な人間が、各々エイズや恋愛や仕事に悩みながら、自分と向き合っていくミュージカル映画。
台詞というよりは歌の歌詞なのですが・・訳は、「他に道はない、他に方法はない、あるのは今日という日だけ」というもの。自分の進路を迷っていた時にこの歌を聞いて、「やりたいことをできるうちにやった方がきっと後悔しない」と、元気づけられました。
「フォレストガンプ」(1994年アメリカ 監督:ロバート・ゼメキス キャスト:トム・ハンクス他)
主人公であるフォレストガンプの人生を描いた映画。激動のアメリカを真っ直ぐに生き抜く姿に感動する。
この映画自体がとても好きです。この言葉が彼の人生を含め、彼を取り巻く人たちの人生を象徴しているからです。そして、「僕たちの人生もこうなんだ」と感じさせられるからです。
「時をかける少女」(2006年日本 アニメーション 監督:細田 守)
2006年公開のアニメ「時をかける少女」で、主人公、真琴のクラスメート、千昭が真琴に向かって言う台詞。高校生の青春を描いた爽快なストーリーの最後には、感動のシーンが待っています。
ぜひ、作品を観て頂きたいです!
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(2002年日本 アニメーション 作画監督:原勝徳、大森孝敏、間々田益男)
主人公のしんのすけが、戦国時代にタイムスリップして合戦に巻き込まれるお話。
この台詞は、合戦の中、敵方の大将にしんのすけが言った台詞。大人ではなく、子どもであるしんのすけが言ったことに、まず惹かれました。危険な相手に勇敢に立ち向かい、この台詞を言う姿にグッときました。それに自分自身が感情移入。日常生活で逃げ出しそうな時にこの台詞を思い出すと、しんちゃんに戒められている気がして、身が引き締まります。
「マトリックス」(1999年アメリカ 監督:ラリー・ウォシャウスキー キャスト:キアヌ・リーブス他)
トーマス・アンダーソンはプログラマ。しかしトーマスには、あらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才クラッカー、ネオという、もう1つの顔があった。ある夜、とある人物(モーフィアス)を探していたネオの所へ、その人物から「白ウサギに付いて行け」というメッセージが届く。やがて、今まで現実と思っていた世界が、コンピュータの反乱によって作られた「仮想現実」であることを知らされたネオは、人類が養殖されている現実世界で、人工知能との戦いに巻き込まれていく。
今の時代、「世界は狭くなってきている」なんていう表現もよく耳にするように、映画やインターネット、本など、さまざまな媒体によって世界の出来事をすぐに知ることができたり、疑似体験をすることができます。そんな中で私は、情報を沢山受け取れることである意味、世界を知ったかの様な気になっていたのです。しかしこの言葉を通して、実際に知る事と、それを体験する事とでは雲泥の差があるのだという事に気づかされ、とても印象に残っています。それに気づいて以来、何事も「とりあえず体験・行動してみる」様にしています。
映像学会の主な活動内容は、映像学部のニューズレター「MACCHIATO」、映像学部のゼミ紹介冊子「ZEMITUS」の発行や、主に外部ゲストを招きワークショップ等をおこなう「映像祭」、映像学部教員との交流会である「園遊会」、映像学部生による1年間の研究発表の場として開催する「EIZO JUNCTION」、「卒業パーティー」の企画・開催など様々です。 年中忙しく活動していますが、とてもやりがいがあります。 12月3日(土)、4日(日)の2日間、衣笠キャンパス充光館にて、「EIZO JUNCTION 2011」を開催します。詳しくは、このページの「Information」のコーナーをご覧ください。
取材・文/木山明博(経済学部3回生)、中田千里(国際関係学部3回生)、中西由佳(国際関係学部3回生)、中島基樹(経済学部3回生)、栗田いづみ(産業社会学部2回生)、樫葉礼賀(国際関係学部1回生)、築地志穂(産業社会学部1回生)
このページに関するご意見・お問い合わせは
立命館大学広報課 Tel (075)813-8146 Fax (075) 813-8147 Mail koho-a@st.ritsumei.ac.jp