6月29日(日)、びわこ・くさつキャンパス内インテグレーションコアの栄養調理実習室「RecO STUDIO」をメイン会場に、BKCオリター団主催の「100円朝食レシピコンテスト グランプリ決定戦」が開催。約70件の応募レシピの中から、書類選考を勝ち抜いた12のレシピが考案した新入生によって調理され、審査員による試食・審査が行われました。和食・洋食・時短・母の味など個性あふれるレシピが揃い、新入生たちは、10分間という制限時間に苦戦しながらもクラスで協力しあい、料理を完成させました。
果たして最優秀賞を受賞し、近江米1俵を手にしたクラスは!?
支援してくださる父母教育後援会の方に感謝の気持ちを示し、朝食を浸透させるため、レシピと同時に「ありがとう」でつくったあいうえお作文を募集しました。 「ありがとう作文賞」を受賞した作文はこちらです!
「ありがとう」あいうえお作文賞 受賞作

スポーツ健康科学部教授 海老 久美子先生
今回の「100円朝食レシピコンテスト」は、協賛いただいている企業の方々から「面白い企画だ」と絶賛していただきました。食品企業のみなさんも、若者が朝ごはんを食べないことを憂えていらっしゃいます。学生の側からこのような企画が提案されたことは良かったと思っています。料理は刃物や火を使うので危険を伴いますが、これらを安全に扱えるようになってはじめて大人と言えるのではないかと思います。食事をつくるのは大変エネルギーのいることですが、これを機に、学生の「食の自立」が進んで欲しいです。
父母教育後援会 竹内福代様
下宿生のみなさんは、親御さんからいつも「ちゃんとご飯食べているの?」と心配されていませんか?「100円朝食」は、そんな子を想う親の気持ちから始まりました。今回、オリターのみなさんが自発的に、学生の自炊を促すイベントを企画してくれて、私たち、親のメッセージを受け止めてくれたという気がしています。調理時間や栄養について考えた良いレシピがたくさん出てきて、調理も頑張ってくれました。この企画が衣笠キャンパスや他学年にも広がって、さらに大きくなっていけば嬉しいと思います。
コンテストの最後に父母教育後援会の方が「親は子どもが大人になっても心配なんです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。「100円朝食」には子どもを気遣う気持ちとともに、応援の気持ちが込められているということを強く感じました。自宅生も、用意してくれたものをあたり前のように食べるのではなく、感謝の気持ちを忘れないでいただきましょう。
齋藤瑞果(経営学部3回生)