「ありがとう」の気持ちが嬉しくて
高橋千絵さん(産業社会学部2回生)
障害学生支援室学生スタッフ
中学2年生から高校を卒業するまで、マレーシアのアメリカ系のインターナショナルスクールに通ってしました。そこでは、ボランティア活動をするのは 当たり前のこと。私も、知的障害のこども達と遊んだり、ミャンマーからの難民のこども達に算数や英語を教える活動をしていました。そういった活動を続けて いるうちに「自分にできることがあればしたい」と自然に思うように。また同時に、専門的な知識を身につけたいと思うようになりました。それがきっかけと なって、大学では、人間福祉を専攻しています。
もちろん、続けたいと思っていたボランティアも継続中。今は、ボランティアセンターの障害学 生支援室でパソコンテイクのボランティアをしています。パソコンテイクとは、聴覚障害のある学生さんのサポートで、授業中に先生が話す言葉を私たちスタッ フが2人1組で連携して、パソコンに文字をおこすというものです。
授業の中では、専門的な用語などが聞き取れないこともあるのですが、担当 の先生にゆっくり話すようにしてもらったり、レジュメを作ってもらうなど協力を頂いています。90分の授業の間、集中してタイピングしているのですが、 「まだまだ力不足だな」と感じて落ち込む事もあります。ですが、授業が終わったあとのユーザーさんからの「ありがとう」の一言が本当に嬉しくて、励みに なっています。目標は、社会福祉士の資格を取ること。将来は、人の役に立つ仕事がしたいと思っています!