世界を舞台に活躍したい!
加藤未唯さん(立命館宇治高等学校1年生)
2011年全豪オープンテニス・ジュニア ダブルスで準優勝
テニスの4大国際大会の一つである「全豪オープンテニス」。
憧れの舞台でプレーできる喜びはありましたが、それよりも「1つ1つの試合を頑張ろう」という気持ちの方が強かったです。
1つ年上のパートナーと戦った今回の大会。決勝戦までは緊張もなく、自分達のテニスで戦う事ができました。決勝戦の前日、パートナーとは、「ここまで来たんだから、あとは楽しんで自分達のテニスをしよう!」とお互いを励まし合いました。それまではあまり緊張もしていなかったのですが、決勝戦の前はさすがに緊張しました。パートナーの存在も心強かったのですが、もう一つ私を勇気づけてくれたのは、クラスメイトから届いた応援メッセージビデオ。すごくびっくりしました!遠く離れた日本からの応援の声がとても嬉しかったです。
決勝戦の相手は、ベルギーとオランダのペア。体も自分達よりもずっと大きく、これまで戦ってきた選手とも動きが違っていました。結局、自分達の思うようなプレーができずに負けてしまいました。自分の力を100%出し切ることができなくて悔しかったです。でも、すごくいい経験ができたと思っています。
小学校2年生で始めたテニス。最初は遊びで始めたけれど、楽しくてすぐに夢中になりました。「世界で活躍できる選手になりたい」と思ったのは小学校6年生の頃。
昨年は、日本全国だけでなく、13カ国の大会に出場しました。テニスを通じてできた友達も世界中にいます。これも、魅力のひとつ。
夢はやっぱり、世界で活躍する選手になること!!