夢中になれるものと出会いました
畑中大督さん(理工学部電子情報デザイン学科3回生)
ライフサイエンス研究会 会長
2011年度 立命館大学・大学院入学式第2部ステージトークに出演
ライフサイエンス研究会との出会いは、高校3年生の時。内部生の私は、先輩にひっぱられて入った部室で(笑)、米村でんじろう先生の電気コップの実験を体験しました。この時、部室には20人くらいの先輩がいたのですが、私をとても暖かく迎え入れてくれました。そこで、入部を決意。
活動では、小学校や児童館などで子どもたちと一緒に、身近な物(例えば水やペットボトル、洗剤など)を使った科学実験をしています。参加してくれた子どもたちとふれあいながら実験ができる。部員全員が楽しみながら活動に取り組んでいます。
枠にとらわれず、自由に実験ができるので、自分の長所や得意なことを引き出すことができます。また、実験の準備や段取りの確認を繰り返すうちに、計画力や状況に応じて何が必要かを把握する力がつきました。小さな子どもにも実験の説明をするので、わかりやすく説明できる力もつきましたね。
正課の授業との両立が上手くいかずに悩んだこともありましたが、部員のみんながそんな私を支えてくれました。私は、ライフサイエンス研究会で様々な経験をし、信頼できる仲間と出会うことができました。とても充実した大学生活を送っていると思います。
大学に入って何もしないというのは、とてももったいないことだと思います。勉強でも遊びでも何でもいいから、夢中になれるものを見つけることが大切。経験を通して、自分の人間性を向上させることができると思います。
- 取材・文
- 田中 裕太郎(文学部3回生)