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118 -  手作り3D。のぞきカラクリで見えてきたもの

手作り3D。のぞきカラクリで見えてきたもの

岡田 翔さん(映像学部3回生)
「のぞきからくり」を制作し、地域の魅力を伝えるワークショップを開催

  • No.118
  • 2010年10月1日更新

「のぞきカラクリ」(ピープショー)とは、平面的な写真や絵を並べ、立体的に見えるようにするものです。私は、大学の図書館でたまたま手に取った本からこの「のぞきカラクリ」のことを知り、すぐに興味を持ちました。そして、以前から写真を撮っていたこと、編集ソフトに触れていたこともあり、それらを合わせた形で作品を作ることにしました。

私の作品は「道」をテーマにしたものが多いです。なぜ「道」なのかというと「道」があるところには人が通り、人が通るとその場所には文化が生まれます。また、場所を特定する「道」ですが、その「道」の流れはどこかに続いている。そんなところに興味を持ち、惹かれています。

作品を製作する時は、実際にその通りに住んでいる地元の方々に昔の様子など、その通りの「背景」を伺うフィールドワークを大切にしています。そして、最も重要にしていることはモチーフとなる「道」との関わり方、コミュニティです。ただ単に写真を撮るのではなく、その土地のことをよく理解してから撮影するように心掛けています。一枚の写真の中、作品の中に「道」と関係を持たれる方にとってどのようにすればリアリティーを感じるものができるのか、毎回考えて製作しています。
また、作品を通じて、地域の方や子どもたちにも楽しみながら自分が住んでいる町を今までと少し異なった視点で見つめ直してもらえたらと思い、8月にワークショップを行いました。モチーフとしたのは東山区の『あじき路地』という路地です。まず、はじめにその路地を散策して、路地の由来やそこに住む人達の生活についてお話を聞きました。そして、歩いてきた路地をオリジナルのクラフトペーパーを使って参加者の方と一緒に覗きカラクリを組み立てました。

    
        小さな箱を・・・                  覗いてみると・・

将来は、「地域」「文化」「人」が相互に働きかけができるような社会を作るお手伝いが出来ればと思っています。また今後は、電源が切れたらなくなる「映像」ではなく、手に持てる、触ることができるというリアリティーにこだわった「映像」作品を作っていきたいです。


【ワークショップのお知らせ】
11月13日(土)、11月14日(日)
三条油小路にある京町家連携キャンパスでワークショップを開催します。
興味のある方はぜひ参加して下さい。


  • 取材・文
  • 土田嘉宏(経済学部3回生)

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