カンボジアの首都プノンペンから、道なき道をバスで10時間。自給自足の生活をしている１つの小さな村に、私たちが大事に見守っている中学校があります。

私たちIROHAは、カンボジアの実情を伝える活動とNGOの方と3年前に設立したIROHA SCHOOL（中学校）で学ぶ子供たちへの支援活動を続けています。

カンボジアのIROHA SCHOOLには、毎年、春と秋にメンバーの定期的な派遣を行っていますが、開校から3年が経ち、今年の6月には初めての卒業生18名を送り出すことができました。IROHA SCHOOLで学ぶのは、ほとんどが自分の村から出たことのない子どもたち。私たちがいる「日本」という国の事をまったく知らないため、よく教えてほしいと言われます。日本の文化のこと、食生活のこと、習慣のこと・・。現地の通訳の方を通じて、子どもたちとの交流がはじまります。私たちが簡単な日本語の挨拶を教えると、子どもたちはすぐに覚えてくれて、「こんにちは」「さようなら」と挨拶をしてくれるまでになります。

また世界のことについても、様々なことを「学びたい」という意識が本当に強いんですよね。今でも、カンボジアは地雷や社会格差のイメージが強く、みなさんの中には危ない国だと思われている方もいるかもしれません。私たちも現地に行くまでは、心配をされたりしていましたが、実際、現地に行ってみると、イメージは大きく変わります。私たちが訪れたところには地雷もなく、人もみんな優しくて、とても居心地がいいんですよ。そういったカンボジアの実情を伝える事も私たちの役目だと思っています。

私たちは日本で様々なチャリティーイベントを開催していますが、すべてはより多くの人にカンボジアのことを知ってもらい、IROHA SCHOOLで学ぶ子どもたちの勉強資金にあてるための活動です。設立当初からの団体の理念は、たとえ私たちから後輩に代が変わっても、きちんと伝えて、軸がぶれていかないようにしたいと思っています。

きっかけは何であれ、少しでもカンボジアに興味を持ってくれた人がいたら、イベントやIROHAの活動に参加をしてほしいですね。

最後に、お２人からそれぞれメッセージをいただきました！

（芝野さん）
現状を伝える活動は、みんなの協力がないとできないこと。イベント開催の時も、いつも身の回りの人に感謝をしています。私自身、いろんな人の意見を聞くことで世界が広がりました。何かをやろうと思えば何でもできると思います！

（瀬川さん）
最初は反対していた家族が、今ではとっても協力的です。私が代表になってからも、みんなが一緒にやろうと言ってくれる。１人では何もできませんが、その言葉を聞くと力がわきます。学生の間にいろんな人に会い、たくさんのことに挑戦していきたいです。

【今後のチャリティーイベント】

『SPARC×IROHA』
日時：8月5日（金）17：00～21：00
場所：京都LAB.TRIBE（チケット代1500円＋1ドリンク）
立命館大学からは、R.D.C（ダンスサークル）も出場します。

その他のコンテンツも多数あります。夏の始まりを一緒に祝いたい方も、ぜひ！！
このイベントの収益は、全てカンボジアのIROHAスクールの運営費となります。

交流イベント②
『We are EARTHLIGS!!!』
日時：9月1日（木）～3日（土）
場所：カンボジア

みんなおんなじ地球人。カンボジア学生、アメリカの学生、日本人学生
約100人がカンボジアで、ビーチバレーボール大会を行って交流を行う企画です。
（スタッフ募集は終わりました）

チャリティーイベント③
『カンボジアフェスティバル開催！！』
カンボジアファン集結！
たくさんの人にカンボジアのことを知ってもらいたいです。
日時：10月9日（日）
場所：梅小路公園　

上記の企画に興味のある方、参加してみたい方は
下記アドレスまでお問い合わせください。
国際協力団体IROHA連絡先：2010iroha@gmail.com