意志を強く持って、勇気を与えられるプレーを ~テニスで世界へ!~
仁木拓人さん
第26回ユニバーシアード競技大会(2011/深圳)テニス競技に日本代表として出場
テニスを始めたのは、10歳の時。スポットライトを浴びた経験はほとんどなく、大会で勝ち進んでも優勝まではできない“ほどほど”の選手でした。「テニスで世界の一流になりたい」と思ったのは、高校3年の時。初めて出場した海外の試合で世界のトップレベルの選手との実力の差をはっきりと感じ、悔しい思いをしたことがきっかけです。

同世代の選手がプロのプレーヤーになったり、テニスの強豪大学への進学が決まるなか、彼らの実力を超えるにはどうすればいいのかと悩みました。生まれ育った茨城県を離れ、立命館大学への進学を決意したのは、「人とは違った環境に身をおき、自分なりにテニスと向き合いたい」と思ったからです。
在籍した法学部では法律に興味を持ち、兵庫県のテニスクラブに通いながら勉強も頑張りました。試験前の1ヶ月は、練習を休んで試験勉強に集中するくらい。しかし、休んだ分だけ他の選手に差を付けられるという焦りからか、気がつくとテニス一筋になっていました。
テニスに集中する分、結果はしっかり出すと心に決め、国内でのランキングを上げていきました。しかし一方で、苦手な相手にはいつも負けてしまい、大事な大会で優勝できないというジレンマもありました。その壁を超えるために必要なことが分からず苦しみましたが、3回生の時に思い切って変えたテニスクラブで「頭を使って、相手の考えや動きを読んでプレーをすれば勝てる」という指導を受け、テニスを科学的に捉えられるようになりました。それからは、対戦相手の分析や、試合のシミュレーションといった部分を強化するように。試合中も、相手に柔軟に対応できるようになり、大きな大会でも結果を残せるようになりました。プレーを論理的に捉え、理解することができたのは、法律の勉強のおかげ。現在は、卒業に向けて勉学も頑張っています。

8月12日(金)から、中国の深圳で行われるユニバーシアード競技大会に出場します。自分にとっては最高の晴れ舞台。日本代表として、そして立命館の誇りを胸に金メダルを狙います。自分が結果を出すことで、エリートでなくても意志を強く持って頑張れば大舞台でプレーすることができるということを後輩たちにも伝えられたらと思っています。
将来の夢は、世界で活躍する選手になることです。その後は、大学で学んだことを活かし、スポーツマネジメントや選手育成などに関わり、世界で戦える強い選手を育てたいですね。
同世代の選手がプロのプレーヤーになったり、テニスの強豪大学への進学が決まるなか、彼らの実力を超えるにはどうすればいいのかと悩みました。生まれ育った茨城県を離れ、立命館大学への進学を決意したのは、「人とは違った環境に身をおき、自分なりにテニスと向き合いたい」と思ったからです。
在籍した法学部では法律に興味を持ち、兵庫県のテニスクラブに通いながら勉強も頑張りました。試験前の1ヶ月は、練習を休んで試験勉強に集中するくらい。しかし、休んだ分だけ他の選手に差を付けられるという焦りからか、気がつくとテニス一筋になっていました。
テニスに集中する分、結果はしっかり出すと心に決め、国内でのランキングを上げていきました。しかし一方で、苦手な相手にはいつも負けてしまい、大事な大会で優勝できないというジレンマもありました。その壁を超えるために必要なことが分からず苦しみましたが、3回生の時に思い切って変えたテニスクラブで「頭を使って、相手の考えや動きを読んでプレーをすれば勝てる」という指導を受け、テニスを科学的に捉えられるようになりました。それからは、対戦相手の分析や、試合のシミュレーションといった部分を強化するように。試合中も、相手に柔軟に対応できるようになり、大きな大会でも結果を残せるようになりました。プレーを論理的に捉え、理解することができたのは、法律の勉強のおかげ。現在は、卒業に向けて勉学も頑張っています。
8月12日(金)から、中国の深圳で行われるユニバーシアード競技大会に出場します。自分にとっては最高の晴れ舞台。日本代表として、そして立命館の誇りを胸に金メダルを狙います。自分が結果を出すことで、エリートでなくても意志を強く持って頑張れば大舞台でプレーすることができるということを後輩たちにも伝えられたらと思っています。
将来の夢は、世界で活躍する選手になることです。その後は、大学で学んだことを活かし、スポーツマネジメントや選手育成などに関わり、世界で戦える強い選手を育てたいですね。